こんにちは、永峰あやです。
「彼女に振られました。いつも怒って逆上する僕に嫌気がさしたって。でも、彼女はいつも僕のことを否定してくるから…。どうしたら復縁できますか?」
「付き合ってる人も、親も、職場の上司も、同僚も、みんな私の意見を聞いてくれません。なんでこんなに否定されないといけないんでしょうか…」
「婚活してます。でも、いざ会うと、みんな私のことを否定してきます。なんでこんな目に合わないといけないのでしょうか…」
いつも、恋人、親、職場の人々などに「否定」されたと思い、怒りや悲しみをぶつけた結果、関係を壊してしまうあなたへ。
好きな人の心を釘づけ!長続きする人は知っている「愛情」と「◯◯」の違いとは?
ついてお伝えします。
もし、あなたがこれを知らなければ…
相手が好意で言ったことを、「否定された」と間違った解釈をして、関係をぶち壊してしまいます。
でも、もし、あなたがこれを知ることができたら…
相手があなたに望んでいることを、しっかり受け止めることができるので、より一層、信頼を掴むことができます。
これさえ知れば、恋愛成就!
好きな人とずっと仲良し!
職場の人間関係も良好!
みんなに愛され、しあわせな毎日を送ることができちゃいます!
ぜひ最後まで読んで、すぐに実践してくださいね!
目次
1.だからぶち壊れる!否定された人がしくじる2つの行動パターン
自分の気持ちや意見を、一生懸命、相手に伝えているのに、否定されてしまう…。「否定される」って、とてもつらいことですよね。
多くの人が、相手のふるまいや言動に「否定された」と思い、怒りや悲しみを感じます。
そして、「否定された」と感じた人は、
パターン1:自分の「痛みの感情」を、相手に直接ぶつける
パターン2:「痛みの感情」を抱えたまま、相手を無視する
のどちらかをして、相手との関係を壊してしまいます。わかりやすい例を紹介しますね。
パターン1:自分の「痛みの感情」を、相手に直接ぶつけてしまう人の例
あなた:「それどういうこと?俺が間違ってるってこと?なんでいつも否定してくんの?」
彼女:「何でそんなに怒るの?別に、私、あなたのこと否定してないし!」
あなた:「否定してるだろ!いちいち俺のやることに文句つけて」
彼女:「はあ?だから否定してないって。やり方を変えたほうが、効率がいいんじゃないの?って提案しただけだし…」
このように、相手に否定されたことによって生じた、悲しみや怒りをぶつけて、せっかくの仲をぶち壊してしまいます。
パターン2:「痛みの感情」を抱えたまま、相手を無視してしまう人の例
あなた:「そうかな~。……」(なんか、めっちゃ否定されてるし…)
彼女:「うん。そうしたほうがいいと思うよ!」
あなた:「……。……。」(何も知らないくせに、何で否定すんだよ!)
彼女:「あれ?どうかしたの?」
あなた:無視して、近くにあった雑誌を読む
彼女:「何で黙ってるの?何か私悪いこと言った?ちゃんと話してくれないとわからないよ…」
黙り込み、無視し続けた結果、相手を混乱させてしまっています。
どちらのケースも、相手に言われことに対して、あなたが「否定されている」と思い込んだ結果、関係を壊してしまっていますよね。
2.なぜ、あなたは「否定された」と感じるのか?
では、なぜ、あなたは「否定された」と感じるのでしょうか?それは、
「愛情関係」と「協同関係」の違いを知らないからです。
対人関係は、目的によって、「愛情関係」と「協同関係」の二つに分けられます。
「愛情関係」:愛情や安心を受け取ることが目的の関係。心理的なつながり(心と心のつながり)がある、親密な関係。持続的で、状況が変化しても解消されない関係。
「協同関係」:役割分担しながら、一緒に協力して、作業や課題を達成することが目的の関係。愛情とは無関係の、目的や利益で結びついた、合理的な関係。目的が達成されたなど、状況によって解消される関係。
恋愛だけでなく、すべての対人関係をうまくやりくりするコツは、この「愛情関係」と「協同関係」をバランスよくのりこなすことです。
では、あなたが「否定された」という気持ちをもう少し具体的にしてみましょう。
「私という人間を否定された」「私という存在そのものを否定された」というニュアンスではないでしょうか。
例えば、上司に注意されて「否定された」という場合を考えてみましょう。
上司とあなたは、仕事のタスクを達成するための「協同関係」です。なので、上司があなたに注意したのは、「仕事のやり方」であって、「あなたの人格そのもの」ではありません。
多くの人は、「協同関係」の文脈で指摘されたことを、「愛情関係」の文脈で解釈してしまうから、「自分の人格そのものを否定された」と苦しんでしまうのです。
※「愛情関係」は心と心のつながりなので、その人の性格や、態度が問われることが多いですが、「協同関係」では、それらはあまり問われません。
繰り返しになりますが、相手は、あなたの「人格」を否定したのではなく、「やり方」を改善するようにアドバイスしただけ。だから、どうか傷つかないでくださいね!
ややこしのが、恋愛関係(夫婦関係)です(※両者ほどではないですが、親子などの家族も含まれます)。
なぜなら、
恋愛関係(夫婦関係)は、「愛情関係」と「協同関係」の両方が含まれた関係だから
です。
例えば、あなたに彼女がいた場合、「一緒に料理を作る」「デートを楽しむための費用を折半する」などは、「協同関係」の要素。「優しく接する」「誠実な態度でいる」などは、「愛情関係」の要素になります。
でも、このように、二つ含まれていることをしっかり理解できれば、あなたと好きな人の関係は、グググっと良くなっちゃいます!
3.アクションプラン:「否定された!」を「受け入れてくれた!」に変える2つの方法
それでは、最後に、あなたの「否定された!」を「受け入れてくれた!」に変える、魔法のコミュニケーション術を紹介します。
方法1:相手が、「協同関係」の文脈で言っていることなのか、それとも「愛情関係」の文脈で言っていることなのかを、「ひと呼吸」おいて、見極めてから返答する
例えば、あなたが彼女に、「なんでちゃんと片付けてくれないの!」と言われたとします。この場合、彼女は、どちらの文脈で、あなたに訴えていると思いますか?
はーい、「ひと呼吸」おいて、考えてみてくださいね。
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正解は「協同関係」ですね。
片付けという目的を達成するときの「やり方」が良くない!と言っているのであって、あなたの「人格」を否定しているわけではありません。
(※ここを、取り違えるから、関係をぶち壊すことになっちゃうんです)
方法2:相手の言っていることがわからない場合は、どちらの文脈で言っているかを質問する
例えば、あなたが彼女に、「ひどい!本当に優しくない人だね!」と言われたとします。この場合、彼女はどちらの文脈で、あなたに訴えていると思いますか?
「愛情関係」と「協同関係」の要素が入り混じっている、微妙なところですよね。
このような場合は、次の魔法の質問を使うとうまくいきます。
「”優しくない人”っていうのは、僕の「性格(人格)」について言っているの?それとも、僕の「言葉や行動(やり方)」に問題があるから変えてほしいってこと?」
つまり、
「性格(人格)」について指摘しているの?それとも「やり方」について指摘しているの?かを質問する
ということです。
すると…
「本当は優しい人だってわかる。でも、「言い方」がひどいから、変えてほしいの!」
「何回かデートしてるけど、やっぱり性格に問題があるんじゃない?思いやりがなさすぎるよ…」
と、明確な返答をもらうことができます。
「わかった…じゃあ、どんな言い方をすればいいかな?」
「思いやりがないか…。正直、性格を指摘されるのは辛いけど、自分について考えてみるよ」
このように、あなたも指摘されたことを改善して、より良い関係を作ることができます。
こんな感じで、大切な人と、心と心のつながりを深めていってくださいね。
以上、
出世、恋愛、婚活、夫婦、就活に効果大!人生の成功者だけが知っている、2つの人間関係の違いとは?
についてお伝えしました。
今日はこのへんで♡
永峰あや