「婚約中の彼が風俗ピンサロに行ったことが許せません」というのは佳代子さん 28歳 女性からのご相談です。
彼、夫など、いわゆる「パートナーが風俗に行くのはOK?許せない?」問題は、Yahoo知恵袋や読売大手小町でも常連の話題です。
いろんな人の意見を参考にすれば解決できる!と思いきや、読めば読むほどモヤモヤが増大してしまう。
今回はそんなモヤモヤをすっきりさせちゃいましょう。
「風俗に行くことが別れの理由に?!」
注意:ドキドキしている男性諸君は必ず読んで女性の恋愛心理を学んでください。
まずは気になる相談内容からどうぞ!
1、恋愛相談【婚約中の彼が風俗ピンサロに行ったことが許せません」佳代子さん 28歳 女性
※私に実際にあった電話相談で、公開の了承を得ています。
つきあって4年目の彼と、三ヶ月後に結婚します。
とてもしあわせな気持ちで準備をすすめてきましたが、1ヵ月前、彼が風俗に行っていたことがわかりました。
それ以来、私の中でモヤモヤが消えず、仕事も手につかないし、夜も眠れません。
彼が風俗に行ったのは半年前で、仕事のつきあいの飲み会のあと、上司に断れず、ピンサロに行ったようです。
「私とつき合う前には、何回か行ったことがある」という話は聞いていましたが、それは私とつき合う前のことなので、特に気にしていませんでした。
でも、今回、私とつきあっている最中に、風俗に行っていたことを知り、ショックでつらくてどうにもなりません。
このモヤモヤをなんとかするために、彼にピンサロでの様子を詳しく聞いたり、ネットの掲示板でいろんな女性の意見を読みましたが、よけい苦しくなってしまいました。
昨日も彼と話し合いをして、
「断ろうと思ったら断れたんじゃないの」
と責めてしまい、10年以上人前で泣いたことのない彼が
「1回しか行ってないし、これからは絶対いかないから信じてくれ」と泣いていました。
今まで大きなケンカもなく、私を支えてくれた彼なので、結婚したいですが、こんなモヤモヤを抱えたままうまくやっていく自信がありません。
スッキリするためには、彼と別れるしかないと思いますが、親や友達も祝福しているので、いまさら後戻りもできません。
どうしたらスッキリできるでしょうか。
2、婚約中でも風俗に行く男の事情を徹底分析
この手の話が迷走してしまうのは、
★女性側からの、許せるor許せない、の単純で一方的なジャッジ(審判)
で終わってしまっているからだと思います。
佳代子さんの場合も、許せるor許せないをさんざん考え抜いてもモヤモヤが増すばかり!ということでした。
なので今回は視点を変えて、
★男性側からの、「男の事情」
に焦点をあてて、スッキリな方向を目指していきましょう。
——————–
「男の事情」というと、佳代子さんの「彼の事情」になります。
彼が風俗に行ったのは、「仕事のつき合いで行って、上司に断われなかった」ということ。
この彼の事情には、職場の上司や同僚など「男の集団」ならではの「男の事情」があります。
3、男の集団は「ノリ」で動いている
居酒屋などで、男の集団を観察していると、明らかに女の集団と違うメカニズムが作用していることに気づきます。
女性は、恋愛や仕事を話題に、自分の思いを伝えたり、相手の気持ちに共感したり。
女性は 自分のことをわかってほしい、相手のことも知りたいと「関係性」を持とうとします。
一方、男性は、プライベートな事情や気持ちは話題にしないことが多いです。
男性の集団の話題は主に4つ。
- 「仕事」
- 「政治、世の中ネタ」
- 「好きなこと、趣味」
- 「下ネタ」。
女性のような「関係性」への欲求は一切なく、話題それ自体を楽しんでいる。
言い換えると、男性はその「場」に居ること自体を楽しんでいる。
つまり「場のノリ」を楽しんで、「一体感」を味わっているのです。
「下ネタ」で盛り上がっている男の集団を観察してみてください。
30、40のオッサンたちの様子は、「ちんこ」「まんこ」と言って喜んでいる
小学生の男子たちと全く変わりありません。
男集団が飲み会の後、風俗に行くときの男子像(4パターン)
場の「ノリ」と「一体感」が大事な男集団。
が、飲み会の後、「風俗(あるいはキャバクラ)に行こうぜ!」という流れになった場合。
そう、必ず言い出すヤツがいます。
で、音頭が発せられたあと、男集団は4つの人種パターンに分かれます。
- ノリノリ引率男
- 引率男ほど積極的じゃないがとりあえず行く男
- まあ、断れないし、、、行くか男
- 絶対に行かない男
1~3の人種はそのまま風俗に流れます。4は駅に向かいます。
ここからは私の実際の体験談を話します。
大学の卒業旅行で、男友達4人と私の計5人で韓国へ行ったときのこと。
(野球サークルでもうひとりマネの女の子が行く予定でしたが、当日ドタキャン。今でも忘れません)。
飲んで、焼肉をたらふく食べたあと、「風俗行こうぜ!」音頭が発令。
見事に上記4つの人種パターンにわかれ、3人は夜の闇に消えていきました。
私とひとり残された男は、3人の帰還を喫茶店で待つことに。
その男いわく「俺は好きな女の子じゃないと絶対にセックスできない」。
欲求の度合いは違えど、
風俗に行く男8割、愛のないセックスはできない男2割
というところでしょうか。
その後、私はいろいろな男集団をみてきましたが、大体、この4つの人種パターンに、きれいにわかれます。
結婚してしあわせになれる男の条件
「上司に断れなくて」行った彼は、パターン3「まあ、断れないし男」といえます。
私の大学時代の男友達4人のうち、1の「ノリノリ引率男」は営業マンとしてバリバリ働き、亭主関白風をふかせながらかわいい妻や子供たちと楽しく暮らしています。
2の「とりあえず行く男」も、明るい奥さんに支えられながら、スポーツ選手として活躍してますし、
3の「まあ、断れないし男」は、わがままで嫉妬深い奥さん(私の友人。変な女紹介しちゃったな・・・)の要求にすべて笑顔で応え、お客様にも笑顔をふりまいて働いています。
風俗に行った3人の男たちも立派に仕事して、妻に愛情を注ぎ、家族をしあわせにしています。
4の「愛のないセックスはしない男」は、今だに独身です。
女性と結婚!となると、いろいろ考えてしまうようですね。
結婚はまだ!でも、仕事も恋愛もマイペースに楽しんでいます。
これは私の主観ですが、
一番結婚してしあわせになれるのは、 パターン3「まあ、断れないし男」
だと思います。
3は、男同士の間でも信頼が厚いですし、とにかく愛妻家、老若男女誰に対してもやさしいです。
一見、パターン4男がベスト!
と思うかもしれませんが、この手の男性は、恋愛に対してストイックなぶん、女性に対する理想も強く、パートナーにすると少々息苦しい面があるように思います。
佳代子さんのフクザツな感情を受け止めた上で、あえて私の主観を押しつけますと、彼は、職場でもみなに好かれ、上司の信頼も厚い、いわゆる「いいヤツ」なので、
佳代子さんがわがままを言ったとしてもやさしく包み込んで、愛を注いでくれるのではないでしょうか。
佳代子さんにはしあわせな結婚をしてほしい!
ので、次回はさらに、
佳代子さんの彼、いわゆるパターン3「まあ、断れないし男」が結婚相手として最適なのか
についてお話ししますね。
みなさんも、なぜ佳代子さんの彼が結婚相手として最適なのか?と考えながら、
次回にのぞんでくださいね。