こんにちは〜復縁相談士の永峰あやです!
今回は、
「一人で生きていきたい」と感じさせるような、自立心の強い元カノとどうやって復縁に近づけるのか?
というご相談にお答えします。
この記事では、
- 自立タイプの女性に対してやってしまいがちな「偏見」と思い込み
- 「癒しを求める男性」が実は「依存」になっている可能性が高い
- 久しぶりに元カノと再会するときに何をすればいいかとNG行動
について、じっくり解説していきます。
それではまず今回の相談内容から見ていきましょう〜
1、相談内容:恋愛に「癒し」を求める私と恋愛に「刺激」を求める自立心の強い彼女とどうやったら復縁できますか?

借りていたゲームを返すきっかけで会えるようになったっていうのはよかったですね!それはこれからチャンスがあるってことですからね!
2、一人で生きていきたい人はいない!自立している女性に対する男性の偏見は今すぐやめよう
まず、ミズノさんのご相談の中で
“「一人で生きていきたい」タイプで、自立しています。”
とありましたが、
元カノさんは別に一人で生きていきたいタイプじゃなくて、単純に仕事に集中したいっていうだけだと思います。
ちょっとここに男性側の偏見があるのかなと思います。
私が復縁のサポートしてる人の中で新しい彼女ができた人がいるんですが、その彼女って本当にバリバリ仕事してる人で、その仕事をやってる姿が素敵で好きになったっていう風に言ってたんですけど。でも彼女曰く
今まで付き合ってきた男の人って、はじめはいいんだけど最終的に自分が仕事を頑張ってると、「一人で生きていけるタイプだよね」「結局、あの、俺なんかいらないよね。」「一人で生きていけちゃうタイプだよね。」とかっていう風に嫌味を言われて、それが嫌になっちゃって別れるとかってことが続いた
という話がありました。
女性が仕事とかで自分以上に活躍したり、そこにのめり込んでいくと、なんか自分の男としての存在意義があるのかみたいに感じちゃって「自分は必要とされていない」って勘違いしちゃうんです。
あと、結婚相談所の友達のチカさんが、女性は学歴や年収は高くてもそれを書かないようにするそうなんですね。そうすると、マッチングする確率が減るからだそうなんですよ。結局男の人は自分より年収が低くて学歴が低い女性の方を選択したがるっていう傾向が未だにあるんですね。
こういう男性側のバイアス、勘違いは一刻も早く直したほうがいいです。
男性がそういう気持ちになるようにはできていますが、見栄や劣等感で関係性がなくなってしまうのはとても悲しいです。
さらにミズノさんの場合、
4年間付き合っていた彼女と別れました。連絡は途絶えていましたが、借りていたゲームを返すため来週久しぶりに会うことになりました。
ということなので、一人で生きていきたいタイプの女性がそんな長い期間を付き合うことはできないでしょう。
今回のご相談内容では、
彼女の本心は「仕事も恋愛も両立したい」ということだけで、決して「一人で生きていきたい」わけではない
ということです。
実は復縁で男性が乗り越えないといけないのが、
- 別れた原因に対する勘違いを解く
- 女性の特性に関する勘違いを解く
というプロセスなんです。
この記事を読んでるあなたも自分に何か勘違いがないかを振り返ったり、このサイトの中を巡って勘違いを解いていってくださいね。
3、「僕は癒しを求めるタイプです」というのは依存である可能性がとても高いです
ご相談内容に、
私は恋愛に「癒し」を求めるタイプですが、彼女は「刺激」を求めるタイプです。
私の存在が「会わないといけない・連絡しないといけない」という重荷になっていたようです。
これってミズノさんの、男性の立場からの言葉です。
想像にはなりますが、私が考える彼女の立場からはこのような言葉になります。
私は恋愛に「自立」を求めるタイプですが、彼は「依存」を求めるタイプです。
私の存在が「自分を優先しすぎ!もっと会って連絡してほしい」というさみしさになっていたようです。
なぜ、
「彼は依存を求めるタイプです」
と言えるのかというと、
彼は私に癒しを求めてきて依存しています
と言えるからです。
さらに彼女の心の声を代弁するなら、
彼女は自立を求めていて、仕事をやりたい人なので
「自分のキャリアを含めた人生のうまくいかなさや心の満たされなさを、恋人に依存してなんとかしようとするのはやめよう!自分の課題として引き受けて、よりよくなるように努力しようよ。そうやって自立した人間同士として対等に関わろうよ!」
って言ってるんです。
これ、水野さんを含め別れを告げられる男性の皆さんに共通してるんですが、
自分は相手にしてほしいことを求めるけど、自分は相手が求めることを与えていない
っていう、「クレクレ詐欺」です😭
ミズノさんは彼女に癒されることを求めましたが、彼女が求めている何かを与えることができていましたか?
彼女は刺激を求めるタイプだった、それを恋愛では無理でも仕事で満たすことができていたのであれば、「別れる」という選択は当然のように思います。
みなさんも考えてみてください。
自分が求めるばかりで、相手が求めている何かを与えることができていましたか?
男性が復縁を目指していく中で必ずぶち当たるのが、
「自分が求めてるばかりで、相手には与えることができていませんでした、、、」
です。
4、いつも機嫌のいい男になろう
ここまでかなり厳しい話をしてきましたが次に復縁に向かうための一歩を踏み出していきましょう!
ミズノさんのみならず男性のみなさんには、
自分で自分の機嫌をとれる男性を目指す
ということをやってください。
これだけで復縁の可能性がものすごく高まります。
「自分の機嫌は自分でとる」については、心理学の三大巨頭の一人であるアルフレッド・アドラーが「課題の分離」と「自己責任」という言葉で説明してくれています。
「他者の期待を満たすために生きてはならない。他者もまた、あなたの期待を満たすために生きているのではない。」
― アルフレッド・アドラー(岸見一郎・古賀史健訳『嫌われる勇気』より)
アルフレッド・アドラーは恋愛関係を含む全ての人間関係において「課題の分離」と「自己責任」が必須であると言っています。
また、もうひとつ「自分の感情は自分の責任である」と解釈できる一節があります:
「怒りという感情は ‘使っている’ のであって、自然に ‘湧いてくる’ ものではない。」
― アルフレッド・アドラー(同上)
これらの言葉は、
「自分の機嫌(感情や行動)は他人によって左右されるものではなく、自分の選択である」
というアドラー心理学の基本的な立場を示しています。
ただ、これってそこまで難しいことではありません。
私とかだったら、ヨガに行って汗を流すとか、エプソムソルトを入れたお風呂に1時間つかってYoutubeを流すとか。
うちの娘は自分で自分の機嫌をとるのが上手なんですが。約束したけど断られちゃったみたいなことがあった時にも、「今週はあのアニメ週間にしちゃおうとか、あんまりいちいち気にしないんですよね。こういう態度ってすごくいいなって思うんですよね。
あと、「機嫌がいい」の反対って「不機嫌」ってことですから、ストレスだとか、辛いとか、イライラするとか。あと「彼女は俺よりも仕事みたいな感じだけど」っていうのはある意味で劣等感ですよね。
そういった自分の不機嫌な状態を自分で解消できるようになろうということでもあります。
いつも自分が機嫌がいい状態に持っていける人って、一緒にいて「居やすいな」って思うんですよね。
お互いに自分の機嫌を自分でとれたら、精神的にも自立したお互いを支えられるパートナーになれるはずです。
ミズノさんの彼女は「自立」を求めるタイプだったのなら、なおのこと自分で自分の機嫌をとれる男性になるというのは必須だと思います。
5、来週に迫ったデートでどう行動すればいい?
ここまで話を進めてきましたが
「じゃあ、もう来週に迫ってる再会のときにどうすればいいの?」
にもお答えします!
それは、
思いやりと優しさを、言動や行動で与える
をしてください。
ちょっと分かりにくいですかね?
- 思いやりとは、相手の悩みや苦しみを取り除くこと
- 優しさとは、相手のしあわせを叶えること
です。
再会した際に、「元カノさんの話をじっくり聞いて、彼女が何を思い、何を望んでいるのか?」を理解してあげてください。
そしてその彼女が望んでいることを与えてあげてください。
私が、復縁のプロセスの中で「元カノの情報収集をしなさい」というのもこれです。
あなたが彼女が何を求めているかを把握しないといけないんです。
そしてそれを与える存在になるんです。
そこまで難しいことじゃないですよ!
例えば、
- ゲームに関する新情報を教えてあげて、彼女を喜ばせてあげる
- 仕事がうまくいかず悩んでいる元カノさんに「それはつらかったね…」と、気持ちに寄り添ってあげる
- 元カノさんが仕事でクタクタだったら、美味しいご飯をご馳走して励ましてあげる
などなど。
どうですか?彼女にやれることは何か思い浮かびませんか?
くれぐれも現時点では、いきなり復縁に迫っていくようなアプローチはしないでください。
気持ちはわかります。
久しぶりに会えたら嬉しいですよね。
でもまだ元カノさんの心理も、女性の特性についても、別れの原因についても、分かっていないはずです。
別れたときの自分よりも今の自分の方が成長できてる!
と胸を張って言えないはずです。
だったら、
ともかく彼女に思いやりと優しさをただ示す
ということだけやってください。
そこから復縁の道が始まっていきますから。
まとめ
今回は、
- 「自立心の強い女性だから」という偏見はやめよう
- 自分が癒されたい依存型の人間になってなかったかを振り返る
- 自分で自分の機嫌をとれる男になる
- 再会するときは焦らず思いやりと優しさだけで接する
という話をさせて頂きました!
なかなか耳の痛い話だったかもしれませんが、相談内容の中にすでに別れた原因が詰まっているわけです。
しかしそれは復縁を叶えるための道標にもなっています。
自分に置き換えるとどうかな?と考えながら、元カノさんのことや自分のことを振り返ってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
復縁アカデミア 永峰あや
水野さん(32歳)からの相談内容です。4年間付き合っていた彼女と別れました。連絡は途絶えていましたが、借りていたゲームを返すため来週久しぶりに会うことになりました。
彼女(30歳)は「また復縁を迫ってきそう」と警戒している様子があります。電話で話したときも、そんな感じでした。
ただ別れた原因は「お互い嫌いではないものの…」という曖昧なものでした。彼女は今、仕事を優先し「やりたいことを頑張りたい」気持ちが強い。
一人の時間を満喫したい時期で、もともと自立心の強い性格です。「一人で生きていきたい」タイプで、自立しています。
私は恋愛に「癒し」を求めるタイプですが、彼女は「刺激」を求めるタイプです。私の存在が「会わないといけない・連絡しないといけない」という重荷になっていたようです。
それが彼女にとって「呪い」のように感じられたのだと思います。
そのため別れましたが、この場合どうやって復縁したらいいでしょうか。もちろん彼女と復縁し、お互いの気持ちを尊重しながら、譲り合える範囲で再び関係を築いていきたいと考えています。
来週会うときに気をつけるべき行動、また具体的にどうすればいいかアドバイスをお願いします。