はーい!復縁アカデミア学長のあやでーす。
今回は、復縁を目指すすべての人が絶対に知っておくべき「冷却期間」について、その全てを話していきたいと思います。
「元カノとすぐにでも復縁したい…」
「冷却期間なんて置いたら、忘れられてしまうんじゃないか…?」
その気持ち、痛いほどわかります。しかし、復縁するために、冷却期間は絶対に必要です。これは、私がこれまで20年以上にわたって累計3万人以上の相談を受けてきた中で確実に言える真実です。
巷の復縁サービスや復縁の専門家と言われる人の中には「復縁に冷却期間なんていらない」って言ってる人がいます。
その理由として、時間が経てば経つほど元カノが自分の気持ちをリセットして、前に向かって歩み始めてあなたへの気持ちも薄れていくから、ということを言ってるんですが、冷却期間を置かずに元カノにアプローチするのは私はおすすめしません。
なぜなら、心理学的に見ると、これは復縁できない結果に終わるからです。
この記事を最後まで読めば、あなたは冷却期間をとても上手に過ごすことができて、元カノが惚れ直してくれる存在に成長できるようになります。
それではスタート!
はじめに:なぜ冷却期間は「絶対必要」なのか?
「すぐに復縁したい」「早く元に戻りたい」という考えは、「元カノを失いたくない」「元カノのいない未来なんて想像できない・嫌だ」というような「恐怖」に駆り立てられた考えなんですよね。
組織心理学者のベンジャミン・ハーディ博士は本の中でこんなことを伝えています。
恐怖に駆り立てられる状態は、勇気やビジョンに駆り立てられるよりも、意識の低い状態だ。恐怖が原動力であるところから、受容、勇気、愛を理由に行動するレベルへと移行するには、感情面で大きく成長する必要がある。
このメッセージも復縁のことに置き換えると、「元カノを失いたくない」というような恐怖に駆り立てられている状態は、意識の低い状態だということです。
そんな状態から、元カノに対する愛や勇気を理由に行動するレベルになる必要があり、そのためにはあなたが人間的に成長することが必要だということなんですね。
私に復縁相談をしてくれる人たちは、ほぼ必ず「すぐに復縁したい」「早く元に戻りたい」と言います。つまり、恐怖に駆り立てられて目先の闘いに取り組もうという感じなんですよね。
そんな人たちに、私はいつも、「復縁できたらどんな状態になりたいんですか?」と聞いています。これはハーディ博士が言っている「その瞬間より先に目を向ける」ことをしてもらうために聞いているんですよね。
すると、皆さん、
「元カノを幸せできる人になりたい」
「心からなんでも話しあえる関係になりたい」
「お互いに支えあいたい」
というように、復縁できたその先の未来をちゃんと考えて答えてくれるんです。
そして、復縁したいという短期的なゴールから、復縁できたその先の未来という長期的なゴールに変わり、そのゴール、つまり「未来の自分になる」というゴールに向かって自分を成長させようとしてくれるんですね。
ハーディ博士はこうも言ってるんですね。
未来の自分とのつながりが強ければ強いほど、今ここで下す決断が賢明になることが、研究ではっきりと示されているのだ。
これも復縁に置き換えると、復縁できたその先の「未来の自分」を見据えて、今は自分を成長させると決断することは賢明だということです。
これが、心理学をふまえた「復縁するための鉄則」なんです。
そして、ここで考えてみてください。
復縁できたその先の未来という長期的なゴールに向かって自分を成長させようと思ったら、冷却期間って必要じゃないですか?
自分を成長させるって、ほんの2、3日とかでできるものじゃなくて、やっぱりそれなりに時間がかかりますよね?
だから冷却期間は「絶対必要」なんです。
第1章:「冷却期間」の正しい意味とは? ほとんど人のが誤解する本当の目的
まずはじめに、そもそも復縁のための冷却期間って何?っていうお話からしていきますね。
復縁の冷却期間とは
「元カノ・元カレと接点を持たない期間」
とだけ思ってる人が多いんですが、そういうものではないんです。
復縁の冷却期間の正しい意味とは、
- 元カノや元カレがあなたに抱いているネガティブな感情を鎮めるため
- 別れを告げられた原因を冷静に探るため
- 「元カノが惚れ直す存在」に成長するため
この3つのための期間なんです。
精神科の治療などでも用いられる考え方で、例えば親子関係や夫婦関係のトラブルで心理的な葛藤が生じた時、
物理的な距離や時間を置く「間(ま)」を取る
をやります。
そうすることで、対立した状態を落ち着かせる効果があることが分かっています。
単に接点を持たないだけで、あなたが別れを告げられた時のあなたのまま、何も成長してなかったら、復縁は叶わないんです。
第2章:なぜ成長が必要? – 復縁における「恋愛感情の温度差300」の法則
「あなたが別れを告げられた時のあなたのまま何も成長してなかったら、復縁はかなわない」って言いましたが、この理由って実は奥が深いんです。
どういうことかというと、普通に恋愛し始めるときと、一度別れてから復縁に向かうときとでは、あなたと元カノとの恋愛感情の温度差が違うんです。
わかりやすくするために数字で示してみますね。
一般的な恋愛で、あなたから好きになったという場合、あなたの恋愛感情はプラス100。そしてお相手はまだゼロという状態です。プラス100とゼロだから、温度差は100ってことですよね。
でも、これが一度別れてから復縁に向かうときになると、あなたは愛してるのに別れを告げられて、元カノがかけがえのない存在であることに気づいたということで、あなたの恋愛感情はプラス100よりもっと高まって、プラス200になります。
一方、あなたにネガティブな感情が積もり積もってあなたを愛せなくなってしまった元カノの恋愛感情は、0よりもっとマイナスになって、マイナス100になるんです。
プラス200とマイナス100だから、温度差は300になりますよね。
そのため、復縁の場合はこの300もある温度差を埋めないと元カノともう一度付き合えるようにはならないんですね。
なにより、元カノがあなたに抱いているマイナス100の感情をまずはゼロにしないとスタート地点にも立てません。
だ・か・ら、あなたが別れを告げられた時のあなたのまま何も成長してなかったら、復縁はかなわないわけなんです。
第3章:冷却期間はどのくらい? 確かに期間は気になるけどそこに罠があるんです
では最後に、復縁のための冷却期間はどのくらいの期間を置くのがいいのか?についてお話しします。これも皆さんから本当によくいただく質問です。
1ヶ月くらいですか? 3ヶ月くらい? 半年? 1年?
みたいにいろいろ聞かれるんですが、結論を言いますね。
これ、そもそも最初から冷却期間を設定するのが間違ってるんです。
最初から1ヶ月とか3ヶ月とか、そういった期間の設定ありきだと、その期間が過ぎたら元カノも冷静になってくれているから連絡してもいいんだって思うじゃないですか。そこがそもそも間違ってます。
期間の設定よりもまず重要なのは、
あなたが元カノ・元カレに惚れ直される存在に成長できているのか
これなんです。
つまり、あなたが元カノに惚れ直される存在に成長できていると実感できる時までが冷却期間だと思ってください。
それが、結果的に1ヶ月の場合もあれば、3ヶ月の場合もあると思います。
実際の相談でも、女性の気持ちが落ち着いてくるのには、最低3ヶ月ぐらいはかかっているなって感じはします。
ただし、復縁は相手があってのことなので、あなたが「よし、自分は成長できた」と思って久しぶりに連絡を取ってみても、元カノの対応がそっけないっていうこともあります。この場合はもう少し冷却期間を置いたほうがいいので、冷却期間が延びる場合もあるわけです。
まあ、1年だとさすがに元カノも気持ちをリセットしてて新しい出会いを求めていたりする可能性が高いので、それを考えれば長くても半年かなという気はしますが、それももちろん「半年ありき」ではなく、「あなたが元カノに惚れ直される存在に成長できていると実感できたかどうか」が優先しますからね。
第4章:冷却期間中にやるべきこと5選 | 元カノが惚れ直すための自分磨きはコレ!
では、冷却期間中に具体的に何をすれば「惚れ直される存在」に成長できるのでしょうか。やるべきことは大きく分けて以下の5つです。
- 別れの原因の徹底分析
- 元カノの人間性を分析する
- 復縁に向けて行動を改善する
- 女性心理を学ぶ
- 自分の将来にむけて男磨きする
特に重要なのが「④女性心理を学ぶ」です。なぜなら、女性が男性パートナーに求めるものは、進化心理学的に見ても、「精神的にも経済的にも、自分の人生を長期的に支えてくれる男性」です。この本質を理解せずして、元カノの信頼を取り戻すことはできません。
第5章:冷却期間中に絶対にやってはいけないこと5選【復縁が遠のくNG行動】
逆に、冷却期間中に絶対にやってはいけないこともあります。これをやってしまうと、今までの努力がすべて水の泡になるどころか、状況がさらに悪化する可能性があります。
大前提となる3つのNGな姿勢:これを怠れば全てが無駄になる
まず、具体的な行動の前に、冷却期間を過ごす上での「心構え」として絶対にやってはいけない3つの姿勢があります。
- ① ただ時間が過ぎるのを待つだけの「受動的な姿勢」
冷却期間は「何もしない」時間ではありません。あなたが成長しないままでは、元カノのマイナス感情はリセットされません。それどころか、変わらないあなたに幻滅し、感情はさらに悪化します。 - ② 別れの原因を分析しない「内省しない姿勢」
なぜ別れることになったのか?この問いに向き合わずに自分を磨いても、それは的外れな努力になるだけです。 - ③ 女性心理を学ばない「インプットしない姿勢」
あなたの分析が「自分よがり」で終わらないために、客観的な視点である女性心理を学ぶことは不可欠です。
特にやりがちな2つの具体的NG行動
上記の正しい姿勢を理解した上で、多くの人が焦りからついやってしまいがちな、具体的なNG行動を2つ紹介します。
- ④ 気が焦って元カノが最近どうしてるのかを詮索する
SNSを監視したり、友人に元カノの近況を聞き出したりする行為は、あなたの心の平穏を乱すだけです。万が一知られた場合、「ストーカー」と見なされ、取り返しのつかない事態になります。 - ⑤ 本質を見ないで復縁テクニックだけを磨こうとする
LINEの送り方といった小手先のテクニックは、あなた自身の成長という土台があって初めて活きるもの。中身が変わっていなければ、必ず見抜かれます。
特に⑤の「復縁テクニックだけを磨こうとする」は本当にやってしまう人が多いんですよ。テクニックで再会できても、結局あなた自身が以前と何も変わっていないことを元カノが知って、またフラレてしまって今度はもう次がない、ジ・エンドになってしまう可能性がきわめて高くなってしまいます。
【よくある質問】Q:冷却期間が必要ないケースはありますか?
基本的には冷却期間は絶対必要ですが、ごく稀に「冷却期間を置かないほうがいい」ケースも存在します。
それは、
- 感情的な勢いだけで別れてしまい、相手にも明らかに未練がある場合
- 別れの原因があなたに全くなく、相手の一方的な事情(転勤など)だった場合
こうした場合、時間を置きすぎることが逆に関係をこじらせる可能性もあります。
しかし、これは本当に例外的なケースです。ほとんどの場合は、冷却期間をしっかり設けることが復縁への最短ルートです。
まとめ:元カノが惚れ直す自分になるために一歩を踏み出そう
今回は、復縁に絶対不可欠な「冷却期間」について、その全てを解説しました。情報量が多かったので、最後に絶対に覚えておいてほしい3つの鉄則を振り返りましょう。
- 目標のシフト:「恐怖」ではなく「愛」で動く
「元カノを失いたくない」という目先の恐怖ではなく、「元カノを幸せにできる未来の自分になる」という長期的な目標を持つこと。これが全ての土台です。 - 温度差の認識:「100」ではなく「300」の壁を意識する
復縁は、あなたの+200の想いと、元カノの-100の感情、合計300もの絶望的な温度差を埋める作業です。焦りが禁物である理由を忘れないでください。 - 期間の捉え方:「時間」ではなく「成長」で測る
冷却期間の終わりは「○ヶ月経ったから」ではありません。「あなたが惚れ直される存在に成長できたか」で決まります。カレンダーではなく、自分自身の変化と向き合いましょう。
「やるべきこと」と「やってはいけないこと」も一覧で載せておきますね。
もし、この記事を見て、「間違った冷却期間の過ごし方、してるよ…どうしよう。もう復縁できないのかな」と思ったあなた!
安心してください。
今からでも遅くありません。同時に、今が正しい冷却期間の過ごし方をするのに一番早いタイミングです。
冷却期間の間に、あなたが元カノに別れを告げられた原因を冷静に分析して、男性心理または女性心理をしっかり学んで、元カノに惚れ直される存在に成長できれば、必ず復縁の道は開けます。
冷却期間は、ただ元カノと連絡しないで間を置くだけの期間ではありません。あなた自身が元カノに惚れ直される存在に成長するための時間です。
その目的のために有効に活用するようにしてくださいね。
復縁アカデミア 永峰あや