こんにちは。永峰あやです。
「元カノにメールしてるけど、そっけない返事で相手にしてくれない…。誰も僕の気持ちをわかってくれなくてつらい…。」
「会議で、自分なりの意見を伝えた。でも、みんなやる気がないし、賛成してくれない。自分だけ空回りしてて、誰も理解してくれないから、もうやめたい…。」
「彼氏に相談しても、否定ばかりされる。友達に相談しても同じ。誰も、私の本当の気持ちをわかってくれない…」
「好きな人も振り向いてくれないし、仕事の人間関係もうまくいかない。誰にも必要とされていないし、わかってもらえないのが苦しい…。」
このように、「誰にもわかってもらえない…」と悩むあなたへ。
【新時代】の恋愛コミュニケーションを巧みに利用した「両想いメソッド」
についてお伝えします。
もし、あなたがこれを知らなければ…
「わかってあげる」こと、「わかってもらう」こと、「わかりあう」ことを、間違った意味で捉えたまま、誰ともつながれず、孤独のまま悩み続けます。
でも、もし、あなたがこれを知ることができたら…
「お互いにわかりあってる!」「心と心がつながっている!」という実感を持ちながら、恋愛、仕事、家族との時間、その他の人間関係など、人生のすべてが満たされます。
片想いの人、恋人、元カノ、元カレ、オフ会の仲間、職場の人たち、親、家族など、すべての人とたちと、深い「絆(きずな)の関係」になることができます。
さらに、あなたの「誰にもわかってもらえない」という、ネガティブな気持ちが一掃されます。
なので、最後まで、しっかり読んでくださいね。
目次
1.なぜ、あなたは、「誰にもわかってもらえない」と思うのか?
それでは、なぜ、あなたは「誰も本当の私のことなんてわかってくれない」と思うのでしょうか?
それは、
「わかりあう」ことと、「同じである」ことの違いを知らないから
です。
大半の方が、「わかりあう」ことではなく「同じである」ことを相手に求めて、お互いに「わかってくれない!」と心を閉ざし、関係を壊してしまっています。
「わかりあう」とは、オリジナルな個性を持った人間同士が、互いの価値観・感情の「共通点」や「違い」をありのまま尊重し、承認すること。その上で、「とりあえず」の折り合いをつけることです。
つまり、「わかりあう」ことは、次の3つを前提としています。
2.「わかりあう」「両想い」の3つの前提条件
条件1:それぞれの人間を「十人十色のオリジナルな個性や違う価値観を持った個人」として捉える
条件2:あなたの善が、誰かの悪になることはよくあること。それを強制したり、一律に同じにしようとすることは、精神の自由、良心の自由に関わることなのですべきでない
条件3:同一の価値観にするのではなく、共通点もあれば、違う点もあるということをわかりあう
3.「同じである」は「同調圧力」
一方、
「同じである」とは、互いの価値観を、無理矢理ひとつにすること
です。
「同じである」ことは、日本社会のあちこちに蔓延している「同調圧力」のことでもあります。
「同調圧力」とは、職場、学校、地域共同体などの集団において、多数派メンバーの感覚や価値観とは異なる少数者に対して、多数派に合わせるよう暗黙のプレッシャーをかけることをいいます。
例えば…「同じである」を押し付ける学校の友人関係
例えば、
「同級生に無視されないように、とりあえず合わせておこう」
「周りの意見と違うけど、浮いてしまって、排除されるようになったら仕事しづらいから、同じふりをしよう」
など。
あなたの価値観や感情を歪めて、多数派、すなわち、権力を持っている「パワーがある側」に合わせて、無理矢理同じにすることでをいいます。
これは、恋愛関係、夫婦関係、親子関係といった二者の関係性の中でも蔓延しています。
例えば…「同じである」を押し付け両想いになれない男女
例えば、「恋人がいても、お互いに異性の友達と遊ぶことはOK」という彼女と、「恋人がいるなら、お互いに、異性の友達と遊ぶのはダメ」という彼氏のカップルがいたとします。
彼氏「普通、彼氏がいたら、男友達とは遊ばないだろう!そんな軽い女、ありえない。やめろ!」
彼女「なんでそんなこと言うの?お互いに信頼しあっていれば、他の誰かと間違いなんてないでしょ!」
それぞれの価値基準で、相手を「間違っている」と裁き、自分の「正しさ」を力づくで押し付け、「同じである」よう強制します。
その結果、お互いに「わかってもらえない」という感覚になり、「あなたとは価値観が違うから別れましょう」と、関係が壊れてしまうのです。
いやあ、これ、恋愛あるあるだと思っている人多いです。
でも、「小さなことだけど、肝心なここを抑えないから、さよなら、グッバイになっちゃうんだよ!」っていう、かなり「キモ」の部分なんだよな~。
例えば…「同じである」を押し付けわかりあえない親子
また、例えば、「工業高専に進学したい」という息子と、「普通高校から国立大学に進学してほしい」と望んでいる母親がいたとします。
母親「なんで、高専なんて行くの!今の時代、就職難で、大学を出てないと生き残れないのよ!ここまで必死に育ててきたのに、私の言う通りにしないなんて、裏切りもいいところよ!」
息子「自分の人生を、自分で決めて何が悪いんだよ!育ててもらったことには感謝してるし、裏切っているつもりなんてないよ!」
親の価値基準で、息子を「間違っている」と裁く。加えて、親というパワーを使って、自分と「同じである」ように、子供を支配しようとします。
この場合も、母親は「息子は、親の心配と愛情をわかってくれない」、息子は「自分はわかろうとしてるのに、僕がやりたいことを理解してくれない」と、関係に亀裂が入ってしまうのです。
もし、あなたが大切な人に「わかってもらえない」と嘆いているとしたら、これまでのあなた自身を振り返ってみてください。
あなたの価値観・感情と、相手のそれが違った場合、無理矢理ひとつにしようと躍起になっていませんでしたか?
相手が、あなたの価値観・感情と「同じである」ようにしてくれなかったから、「価値観が合わない」「わかってくれない」と嘆いて、関係を壊してしまったのではないですか?
相手の価値観・感情を、無理矢理あなたと同じにしようとした結果、「わかってくれないから別れたい」と振られてしまったのではないですか?
いかがでしょうか?
「同じである」は暴力
ここで重要なのは、
・互いの価値観を無理矢理ひとつにすること、「同じである」ようにすることは、「暴力である」
ということです。
「同じである」ようにすることは、自分の価値観や規範を相手に一方的に押しつけ、その枠内に閉じ込め、服従させていることに他ならないからです。
あなたは、自分のことを、「わかってもらえなかった」悲劇のヒロインだと思っているかもしれません。
でも、そんなあなたこそ、大切な人に、「同じである」よう強制した加害者かもしれないのです。
私たちは、無意識に、この「同じである」ように強制する暴力を、日常的に、あらゆる場面でふるっています。
逆に、「同じである」ように強制する暴力を、「痛い、やめて欲しい!」と思いつつも、「受け入れなければ生きていけないから仕方がない…」として、受け入れているのです。
それは、日本で生きていくためには「同調圧力」という名の「精神的虐待」を受け続けることが当たり前だ、という「暗黙の了解」があるからです。
日本では、他人と「違うこと」、つまり「多様性」が認められません。
本当に自分の内側で感じていることや考えていることを伝えたいと思っても、それが場の空気を乱すものであれば、学級(職場)カーストの最下層に転げ落ち、差別や排除の対象になってしまうのです。
エスカレートした場合は、「外れている者」としてターゲットされた少数者は、多数派に合わせるよう「献身」を強制されるだけでなく、吊るしあげられ、攻撃され、血祭りに合うこともあります(いじめやパワハラなど)。
このような環境では、まわりに合わせてキャラを演じ、「空気読み」をし、自分の価値観を歪めて、多数派と「同じである」ようにふるまわないと、自分のポジション取りができないのです。
私たちは、このようなことを、小さな頃から、学校でも、職場でも、当たり前のようにしています。
そして、それを、親子関係、恋愛関係、仲間同士など、二者間の関係性の中でも、同じようにやるのです。
・「受動的な」な暴力(気持ちを深く傷つけるタイプの暴力)は、「身体的」な暴力よりもずっと陰湿である。byマハトマ・ガンジー
あなたが、あなたの彼女(彼氏)にしている「同じである」ことを要求する在り方は、暴力である。
あなたが、あなたの子供にしている「同じである」ことを要求する在り方は、暴力である。
あなたが、あなたの仲間にしている「同じである」ことを要求する在り方は、暴力である。
相手の正しさを尊重せず、それを歪めて、自分の正しさと同じにするような暴力を振るうから、「わかってもらえない」「わからない」「わかりあえない」のだ!!!
このことを、五臓六腑にしっかりと叩き込んでくださいね。
4.新時代の両想いメソッド:「どれか一つが正しい」ではなく、「すべて正しい」とした上で折り合いをつける
それでは、あなたが相手に「わかってもらう」ために、そして、お互いに「わかりあう」ための具体的な方法をお伝えします。
・「どれか一つが正しい」のではなく、「すべて正しい」とした上で折り合いをつける
ということを実践してください。
例えば、A、B、(C、D、E )という意見があったとします。
これまでは、「Bが一番正しい」という発想でコミュニケーションしていたから、無理矢理ひとつの価値観にする、つまり「同じである」ことを強制することになり、わかりあうことができませんでした。
AさんとBさんが、結婚生活について話し合いをしている恋人同士だった場合、Bさんの「女性は仕事より、家事・育児が大切」という意見の方が正しい。
だから、Aさんは「共働きで家事・育児もお互いに助け合いたい」という自分の意見を歪めて、Bさんと同じ価値観にしなければならない。
そのため、Aさんは、「私のことをわかってもらえない」と傷つき、「価値観が合わないから別れたい」となり、二人の関係は壊れてしまっていました。
そうではなくて、これからは、「A、B、(C、D、E )のすべてが正しい」という前提で、コミュニケーションしてほしいということです。
つまり、「A、B、(C、D、E )のすべてが正しい」。さて、その上で、二人が(みんなが)納得するためには、どのように折り合いをつけたらいいのか、という発想でコミュニケーションするということです。
先ほどの、AさんとBさんの場合、Aさんの「共働きで家事・育児もお互いに助け合いたい」という意見も、Bさんの「女性は仕事より、家事・育児が大切」という意見の両方が、それぞれ正しい。
その上で、二人が納得できる着地点について話し合いをします。
そして、AさんもBさんも、両方とも今の仕事を続けながら、家事を分担していく。Aさんは出産した後も、育児休暇をとって、復職する。
でも、Bさんの仕事がかなりハードで、家事・育児ができない可能性が高いから、その場合は、ケータリングサービスを利用したりしながら、様子をみよう。
もし、それでも、生活が回っていかなかったら、それはその時に話し合おう。
これが、わかりあいのコミュニケーションです。
ここで大切なのは、
・みんな違って当たり前だし、折り合いをつけるプロセスで、あなたが最初に言った意見も変わって当たり前
ということです。
「わかりあいのスピリット」とは、異なる価値観・感情を持った人と出会い、自分の意見が変わっていくことを良しとする。
むしろ、そうした人々と、関わり合い、折り合いをつけるプロセスで、自分の考えが変わることこそ喜びだ!新しい目覚めだ!とする在り方なのです。
これは、異なる宗教や価値観、生活習慣を持った者が共存して、国家が成り立っているヨーロッパ等の諸外国では、当たり前のことです。
そして、今回は長くなるので詳細には触れませんが、日本も「成長」期から「成熟」期に入り、価値観の「多様化」「相対化」が進んでいるので、「同じである」ことを強制していては、誰ともつながりを作ることができない社会になっているのです。
今日から、古い同調コミュニケーションをやめて、今の日本社会にマッチした、新時代のわかりあいコミュニケーションを実践しましょう!
「わかってもらえすぎて困るう〜」「めっちゃわかりあえてるし〜」どんだけ〜!わかって、わかってもらえて、わかりあえるフィーバーを起こしちゃいましょ!
以上
・【新時代】の恋愛コミュニケーションを巧みに利用した「両想いメソッド」
についてお伝えしました。