喧嘩別れした彼女と復縁したい!駆け引きよりも意識すべきこととは?

皆さんは彼女と「喧嘩」したことはありますか?

時には破局になりかねないカップルの「喧嘩」

意見の押し付け合いやすれ違いで起こると思われてる方は多いと思います。

もしかすると、その「喧嘩」、コミュニケーション不足で起こっているかも!?

今回は、喧嘩別れしてしまった関係の復縁について詳しく解説していきます。

ぜひ読んでみてください!

あや
どうも、永峰あやです。

赤坂 力
どうも、インタビュアーの赤坂です。今回は相談者の方にゲストとして実際にスタジオに来ていただいて、直接悩みを聞かせてもらいます。今日の相談者はよしおさんです。よろしくお願いします。

よしお
よろしくお願いします。
あや
よろしくお願いします。それでは、よしおさんの相談を紹介します。

元カノとケンカ別れ。復縁を申し出るも…

よしお
「私と元カノの出会いは昨年の2月です。同じ飲食店のスタッフ同士でした。私が正社員、元カノはアルバイトです。

当初は私は既婚者で子どもが2人、元カノはシングルマザーで同じ飲食店の正社員の男性と交際しておりました。

当初はほとんど会話もなかったのですが、お互いにパートナーとうまくいっておらず、元カノから声をかけられ、相談をし合っておりました。

また、仕事の悩みも元カノから振られるようになり、次第に仲良くなりました。

8月になって、私から食事に誘い、2人で食事に行ったときに意気投合し、親密な仲になりました。

9月下旬には元カノが交際中の彼氏と破局、彼氏は転職し、去っていきました。

私も10月に離婚が成立し、同時期に元カノと半同棲を開始しました。

ただ、職場内でのトラブルや、周りに良くない声もあり、お互いに精神的に弱ってしまい、11月下旬には関係が悪化。

特に私は転職も控えていたのですが、元カノに合わせるばかりで、自分のやりたいことがぶれぶれになってしまい、元カノに余計な不安をかけてしまいました。

12月になり、小言を言われ続けた私が限界を迎え、元カノに反抗し、それがきっかけで別れることになりました。

別れてから2週間、手紙とLINEによる復縁の申し出を断られました。

『一切の連絡をやめて』と言われ、そこから1カ月半たった現在、音信不通でございます。」

あや
なるほど。別れてから1カ月半しか経ってないんですね、よしおさん、今の気持ちはどうですか?

よしお
気持ち的には、だいぶ落ち着いて、冷静になりつつあるんですけれども、やっぱりふとしたときに考えてしまうときがあるので、うまく紛らわしている状態です。

同じ職場でのトラブルやバツイチに対する世間の冷たい反応

あや
そうなんですね。

「職場内でのトラブルとか周りの良くない声もあって、お互いに精神的に弱ってしまった」ということなんですけど、具体的にどんなトラブルや周りの良くない声があったんですか?

よしお
トラブルに関しては、仕事で僕の役職が上がって、シフトの管理をするようになったんです。

元カノはアルバイトで、シングルマザーということもあって、たくさんシフトに入りたかったんです。そこで偏ったシフトを作ってしまって、周りからそれはどうなの?と思われたんです。

周りの声に関しては、お互い妻や彼氏がいた者同士なので、その2人が一緒になるというのはどうなの?と思われてました。

それがお互いに気になって、些細なことで言い合いになったりしました。

あや
ただでさえ繊細な時期ですから、周りの声って気になりますよね。

「結婚してるのに」「彼氏がいるのに」という、世間の常識の波に抗えなかったということですね。

赤坂さんも、こういうこと聞きたいとか、ありますか?

現実的な自分と夢を追ってほしい彼女とのすれ違い

赤坂 力
また唐突!俺相談文を読むときにすごい心を空にして読んでるんで!今読み返してやっと読み終わったとこなんですが…!(笑)

よしおさんは転職を控えてたんですよね?「元カノに合わせるばかりでぶれぶれになってしまった」というところが、ちょっと気になった感じですかね!

あや
うですね、私もそれを聞きたかったです。どうしてぶれちゃったんですか?

よしお
もともと、僕は消防官になりたくて、公務員試験を受けていたんですけど、4回受けて4回とも駄目という過去がありまして。その中で子どもができて結婚したんです。

元カノにもそれを話したら「もう1回挑戦してみたら?」と言ってくれて嬉しくて踏み出してはみたんですけど仕事をしながら勉強してとなると、時間が取れなくて。

ただでさえ今まで受かってなかったのに、本当に受かるのかなという不安が大きくなったんです。

それなら転職して、消防団のボランティアに入ったほうが両立できるんじゃないかなと思って、方向転換したんです。

あや
地域の消防団?

よしお
そうです、それが彼女としては気に入らなかったみたいです。

あや
何で気に入らないんですかね?

よしお
「やりたかったことだったのに、急にそんな変えられちゃうの?」と言われました。

赤坂 力
え!そんなにぶれてないような気もするんですがね!すごい筋が通ってる!そういう心意気好きです!

よしお
周りからはそう言ってもらえるんですけど、彼女はどうも腑に落ちなかったみたいです
 

赤坂 力
彼女にそういう話もしたんですか?

よしお
はい。彼女はアルバイトという立場ですし、僕も勉強しながらとなると、社員になれるか分からないので、アルバイトを2人でやろうと伝えたんです。

でも、相手はシングルマザーで、経済的に不安定で家事もしないといけないんです。なら僕が1人で仕事するから、家のことを彼女にお願いできないか提案したんです。

あや
元カノさんは家庭と仕事で役割分担をすることには納得してたんですか?

よしお
元カノは働くのが好きな人だったので、家のことをやるのはいいけど、私も働きたいと言われたので「そうしたいんだったらそれでもいいと思うよ」と、話しました。

その場では僕は納得してもらえたのかなと思ってたんですけど、別れるときにこの話を出されて、実は納得してなかったという感じです。

家族のために一生懸命働いていた。しかし…

 

あや
分かりました。他にも聞きたいことがあります。

元妻との関係が悪くなった理由と、お子さんとよしおさんの関係についてです。 

よしお
前の妻との結婚生活は4です離婚が決まってからは僕に対してきつい言葉を言うことが多くて。

その言葉遣いを子どもがまねするようになって、僕に対して汚い言葉を言うことが増えたんです。それが決定的な離婚の原因になりました。

あや
お子さん、いくつなんですか? 

よしお
上が3歳の男の子、下が1歳の女の子です。

あや
一生懸命働いて帰ってきても家に居場所がなくて、孤独を感じてたんですね。お子さんとの関係はどうなんですか?

よしお
一応2、3カ月に1回会ってはいるので、関係は良好だと思います。 

あや
前の奥さんとの関係がどうしてうまくいかなくなったのか、いまいち分からないので経緯を教えて下さい。

よしお
僕は116時間働いてて、掛け持ちで新聞配達もやってたんです。

合計20時間働きに出てたんですけど、ほとんど家にいない状態になってしまって、家庭が冷え切ってしまったんです。

あや
お子さんは幼い2人だから奥さんも働けないし、二つ掛け持ちせざるを得なかった感じですか?

よしお
そうですね。上の子の出産の時点で費用がなかったので、掛け持ちの仕事を始めたのがきっかけだったんです。

いざやってみると継続できたし、収入も安定してきたので、4年半ぐらい掛け持ちで仕事をしてました。

あや
頑張ってたんですね。

よしお
やれることはやろうと思ってました。

赤坂 力
分かります…!飲食店、きついですよね。

あや
の共感(笑)

赤坂 力
拘束時間長いですもん!(赤坂、雇われ店長してた経験あり)

家に帰ってきてからの時間、疲れすぎて思考がぼーっとしちゃうんですよね…!

よしお
はい。帰ってきたらシャワー入って、あとは寝るだけ。
 

赤坂 力
何も考えられないですよね。奥さんの話を聞く余裕もないですよね。

よしお
そうですね。余裕がなかったです。

あや
夫の長時間労働で、妻も育児でとなると、お互い大変だから本当に労り合えないですよね。

よしお
そうですね。声を掛けたいし、向こうも多分かけたかったんだろうけど、時間が合わないという感じでした。

その中で元カノと出会ったんです。

見えてくる元妻と元カノの共通点 

あや
元カノさんとはどうしてすれ違ったんですか?

よしお
元カノには僕の意見がぶれぶれだから、何を考えているのかが分からないと言われました。もうあなたに対して完全に冷めたと一ヶ月言われ続けたんです。

僕も我慢がならなくなって、言い返しちゃったのが最後のけんかのきっかけだったんです。

赤坂 力
ちょっと質問!そのぶれぶれというのは、最後に相手が別れると言ったときに言った言葉ですか?

それとも日常的にも結構言われてた感じですか?

よしお
日常的にというほどではないんですけど、言われました。

あや
実際のところ、ぶれぶれだったんですか?

よしお
うーん。どうなんだろう。あとは、彼女が近くに住んでいて、そこで仕事をしようと思ってたんですけど「もう一緒にも暮らせないから、私のそばに来ないで」と言われたんです。

それなら彼女の近くで仕事をしてもしょうがないから、「俺は家に帰るね」と言ったら「ほら、またぶれた」と。多分、私に合わせないで自分のやりたいことをやれと言いたかったんだと思います。

あや
私が感じたのは、元妻の方と、元カノとうまくいかなかった原因は共通してる、コミュニケーションの仕方、意思疎通が取れてなかったということなのかなと。

よしおさんは仕事をしなきゃいけないし、元妻は子育てで手一杯、元カノもシングルで働かなきゃいけない忙しい状況の中で、全然意志疎通が取れてない。コミュニケーションの仕方に工夫ができてたら違っていたと思います。

ただ相手は変えられないですよね。相手に対して不満があるかもしれないけど、コントロールできるのは自分のことだけです。双方に課題・問題はあるけど、よしおさんが工夫できることに絞ってお伝えしますね。

よしお
はい、自分の課題に気づいて工夫できることはやっていきたいです。

あや
先ほどもお伝えしましたが、コミュニケーションの問題です。

元カノさんになにか言われたら「じゃあそうするよ」と従ってますよね。それって、ただ言われたことに感情的に反応してるだけで、相手の言葉の奥が全然見えてないんです

よしお
そうですよね。そこだったんだと思います。

あや
相手の言葉の背後にどういう思いがあるのかを考えたら、元妻と元カノとの関係もうまくいくと思います。

よしお
本当おっしゃるとおりです。感情的になって僕の気持ちばっかりでした。

これだけの思いをしてるんだから俺の話も聞いてよという気持ちが態度に出ちゃって、相手の気持ちや思いや言葉を受け取る姿勢になってなかったです。

赤坂 力
聞いてると、よしおさんの前の奥さんはよしおさんのことを責める感じの人だったじゃないですか。

だから元カノさんに言われたことにすごい敏感に感じちゃうこともあったんじゃないですか?

よしお
そうですね。

赤坂 力
前の奥さんが、トラウマになってる節が…!めっちゃ分かります!

あや
ものすごい共感してるけど、赤さん離婚経験あった?!(っていうか恋愛経験も初めて付き合った彼女に振られて引きずってて今に至る…じゃ?!)

赤坂 力
いや、ないですけどドラマとか映画とかでよくあるじゃないですか。

バツイチがトラウマになって、新しい彼女が前妻とは違う人だって分かってても比べちゃうーみたいな、ね!

よしお
はい。

赤坂 力
それで過敏に反応しちゃったりするんですけど、後から後悔するんですよね!

よしお
そうですね。

あや
でも、怒りの感情が湧き起ってくると、相手のせいだと思うことはありませんか? 

よしお
ありました。
 

あや
誰でもそうなんです。「元妻の言った言葉が俺を怒らせた」とか「元カノが変な助言するから俺がぶれぶれになったんだ、くそ!」と、自分の感情で相手の言葉の責任にしてた節もあると思います。

NVC(Nonviolent Communication)、非暴力コミュニケーションというものがあるんです。

感情って自分の内側から湧き起ってくるものだから、自分のものですよね。でも、人ってそれを相手のせいにするか、自分を責めたりするか、どっちかになるんです。

でも、自分の感情だから、自分の感情に責任を取ることが大事なんです。

怒りが相手に対してあるけど、俺が怒ってるんだから、俺の感情なんだと受け入れて、感情をぶつける前に「何で俺は怒ってるんだ?」と、自分の内側に問いかけていくことが大切です

そして、怒りをぶつけるのではなく、自分が必要としていることを相手に伝える。それが相手を思いやる、非暴力コミュニケーションです。

よしお
なるほど。

あや
怒りの大元は、自分の欲求が満たされてないからなんです。

今自分は怒っている、なぜなら君のこの一言に傷ついたからだと、分析してみてください。そして、もう少し優しい言葉で言ってくれないかと、具体的に要求すると相手の反応が全然違うんです。

難しいかもしれないですけど、そんなコミュニケーションを意識すると、少し変わると思います。

もしよければ、『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』マーシャル・B・ローゼンバーグ(日本経済新聞出版社)を読んでみてください。

『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』マーシャル・B・ローゼンバーグ(日本経済新聞出版社)

よしお
はい!

赤坂 力
よしおさんとしては、今後復縁を目指していく!とか考えていらっしゃいますか? 

よしお
元カノとの復縁を願ってはいます。ただ、今は音信不通の状態なので、今は連絡をしないようにして、落ち着くのを待とうかなと思ってます。

赤坂 力
今後連絡は取れるようになると、個人的には思います!

具体的なアドバイスを、永峰さん何か!丸投げ!

自分の人生は自分のもの。相手に合わせることが幸せではない。

あや
私ですか?よしおさんは場に流されて衝動的に生きてきたのかなという印象があります。

結婚も子どもができたからした、とか。ごめんなさい、こんな言い方は良くないんですけど。

よしお
いえ、それがぶれぶれというとこでつながってきたと思います。

あや
復縁してもいいと思います。でも自分の人生って他人では満たされないんですよ。

自分が自分に納得して生きるということがすごく大事です。このままの流れで復縁したり、新しい人と付き合ったりしても、またぶれそうじゃないですか?

 

よしお
そうですね、同じようなことがまた起きそうな感じですね。

あや
私の経験ではこういうことを50歳ぐらいになって相談する方がいるんですよ。でも、50ぐらいになると、どうしようもないんです。寂しく老後を待つしかないんです。

だから、その前に自分がどう生きたいのか考えて、やりたいことを懸命にしたほうがいいと思います。 

よしお
分かりました。ありがとうございます。

あや
そうすれば、自然と元妻さんや元カノさんとの関係も整ってくるんじゃないかなと思います。急がば回れです。

よしおさん自身は最後に現時点でどうしたいと思われましたか? 

よしお
まず、自分のやりたいことをしっかりとやりながら、感情に流されず、日々頑張ろうかなと思ってます。

その中で、復縁のチャンスが来るようであれば、しっかり今まで考えてきたことが現実に動かせるように準備していこうと思ってます。

あや
前向きな言葉を聞けて嬉しいです。今日はわざわざ来てくださってどうもありがとうございました。

赤坂 力
ありがとうございました。 

よしお
今日はありがとうございました。

まとめ

いかがでしたか?

相手に合わせることが相手の幸せになるとは限りません。

自分の感情も、ただぶつけるのではなく、なぜそんな感情になったのか考えることが大切です。

これを読んで思い当たる節がある方は、もう一度今の自分を見つめ直してみてください。

そうすれば、良好な人間関係とあなた自身の未来をつくることができるでしょう!

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