元カノと復縁できない男性には、ある共通点・特徴があります。
今回は私の17年間、2万人以上の恋愛相談で、「絶対復縁したくない」という女性からの相談と、復縁に失敗する男性からの相談を分析して導き出した、復縁できない男性の特徴5つを紹介します。
ちなみに様々な社会調査を総合すると、復縁できる可能性はおよそ7割。
片思いのような一般的な恋愛が成就するより成功率が高いです。
復縁できない男性の特徴に当てはまったら諦めるしかない!のかと言えば、答えはノー。
シンプルにうまくいかない特徴を改善していけば、確実に復縁できる7割に入れるので大丈夫!
今回は、復縁できない男性の特徴と合わせて、復縁できる男性に改善する方法もお伝えしていきます。
元カノと諦めきれない…という場合は、ぜひ実践して復縁を叶えてください。
目次
復縁できない男性に共通する5つの特徴
結論からいうと、復縁できない男性の特徴は次の5つです。
- 特徴1:自信が無く自己肯定感が低い
- 特徴2:承認欲求が強い
- 特徴3:嫉妬する、束縛する
- 特徴4:コミュニケーション能力が低い
- 特徴5:恋愛だけでなく人生全般がうまくいっていない
ひとつひとつの特徴の詳細と、具体的に改善して確実に元カノと復縁する方法を解説していきます。
復縁できない人の特徴1:自信が無く自己肯定感が低い
復縁がうまくいっていない人は「自分はダメな人間だ」「どうせ愛されない人間だ」と自信が無く、自己肯定感が低いです。
自己肯定感とは「自分はクリエイティブで才能に溢れる価値ある存在だ」とか、「良いも悪いも含めて、これが自分なんだ」と感じる心の感覚のことです。
例えば「人見知りで、決して会話上手じゃない。だけど、努力家で優しい。これら全て含めて僕なんだ!こんな僕でオッケーなんだ!」と、どんな自分に対してもイエスと言える感覚です。
自己肯定感が高い人は、1人2人に振られても仕方がない、と楽観的に考えます。
一方、自信がない人、自己肯定感が低い人ほど「この人に振られたら次はない…」と悩んでしまいます。
「こんな僕を好きになってくれる女性は、今後現れない。元カノを逃したら終わりだ」という風に囚われてしまうんです。
実は、これは復縁だけではなく片思いの恋愛にも同じことが言えます。
例えば、彼女が欲しいと言いつつも、婚活や恋愛に本腰を入れない人にも、自己肯定感の低さが関連している場合があります。
相手の女性が「好きだ」と言ってくれなければ終わり。
誰からも愛されない…自分には価値がないという事実を突きつけらてしまう。
そんな苦痛を味わいたくないから、あえて告白せずに深い関係に踏み込むのを避けているんです。
もしあなたが元カノと復縁する、その先も二人で愛を育んでいきたいのであれば、自信が持てない「自己肯定感の低さ」を改善することが鍵となります。
復縁できない人の特徴2:承認欲求が強い
「僕のことを認めて」「元カノに構ってもらえないと自信が持てない」という承認欲求が強い人は復縁できません。
承認欲求が強い人は、過剰に高く評価されることや認められることを求めるため、結果、相手の重荷になって距離を置かれてしまいます。
恋愛の初期段階ではお互い、脳内にドーパミンやエンドルフィンが出まくっているため、
彼女も「この人のためなら」と求められるまま尽くしてくれるので問題が出ません。
でも、そのような高揚状態はすぐに終わります。
次の段階、二人の恋愛を親密で持続的な関係に発展させるには、お互いに尊重しあい、思いやりを与えあうことが求められます。
でも、承認欲求が強い人は思いやりを与えることが難しく、逆に、無意識の自信のなさや不安からくる「欠乏感」を埋めるために、彼女から愛情を搾取し続けてしまいます。
承認欲求の負担をさせられた側の疲労は大きく、この問題点が改善されないまま復縁を迫ってしまうと、さらなる重圧から逃れようと拒絶されてしまいます。
ここで大事なのは、恋と愛は違うんだ!ということを理解しておくことです。
愛について語っている学者たち、例えば、エーリッヒ・フロムやマルティン・ブーバーといった過去の偉人たちの教えをまとめると、次のように表現できます。
つまり恋とは「所有欲」です。
次に「愛」とは、「愛する」とは何かというと、「相手を尊重すること」です。
つまり相手の長所も短所もすべて、「これがこの人なんだ」と心から「イエス」と認め受け入れることです。
「恋」は、「復縁したいから自分磨きする」など「自分にメリットがあるからやる」という「損得勘定」がベースにあります。
一方「愛」は「ただ、元カノの笑顔が見たいから相談に乗ってあげる」など「自分の損得勘定とは関係なしに、ただこの人のためになにかしてあげたい」という「理由なき利他性」がベースにあります。
「恋愛」とは「恋」と「愛」が合わさったものだとも言えます。
が、あなたとの苦い恋愛経験を経て「好きという感情だけではやっていけない」と思っている元カノを振り向かせるにはどうしたらいいと思いますか?
答えは、あなたの在り方を「恋」ではなく「愛」にシフトさせること!そうすればうまくいきます^^
復縁できない人の特徴3:嫉妬する、束縛する
一つ目は、自分と彼女を比較して、彼女の方が魅力的で自分が劣っていると感じた時に、他の男に取られたらどうしようと嫉妬する。
二つ目は、自分と他の男性を比較して、周りの男性たちの方が魅力的で自分が劣っていると感じた時、ライバルに奪われたらどうしようと嫉妬する。
嫉妬の根本は、他者より劣っているという劣等感やコンプレックスなので、そこを改善することが復縁成功の鍵となります。
あなたの嫉妬深さを改善するために、嫉妬と浮気に関する研究結果をお伝えしますね。
男性は性的な裏切りに嫉妬して、女性は精神的な裏切りに嫉妬します。
そして、様々な実験で明らかになっていることが、男性のほうがはるかに誓いを破って浮気をするという事実です。
学者たちによって世界的に実施されたおもしろい調査を紹介します。
- 「今夜、私とデートしませんか?」
- 「一緒に私の部屋にきませんか?」
- 「私とセックスしませんか?」
という3つの質問をする。
これらの質問を突きつけられた女性のうち、
- デートすることには50パーセント、
- 部屋に行くことには6パーセントの女性が同意しましたが、
- セックスすることに同意した女性はいませんでした。
一方、魅力的な女性に近寄ってこられた男性のうち、
- 50パーセントがデートすることに、
- 69パーセントが部屋に行くことに、そして
- 75パーセントがその女性とセックスすることに同意したんです!
別の地域で、別の調査対象を使って再現してみても結果はほぼ同じ。男性の方が女性よりセックスに積極的で浮気することがわかってます。
ですから、元カノが浮気する可能性はほぼないし、嫉妬して批判的な態度をとったのはお門違いなんです。
もし、元カノを再び惚れさせて復縁したいのであれば、あなたの嫉妬の大元にある劣等感やコンプレックスを改善していきましょう。
復縁できない人の特徴4:コミュニケーション能力が低い
復縁ができない人は、「自分の気持ちを一方的に押しつけてしまう」、あるいは「言いたいことが言えず避けてしまう」など、コミュニケーション能力が低いです。
特に「非難」「侮辱」「自己弁護」「逃避」の4つのコミュニケーションをする人は復縁できません。
「どうしてそんなに時間を守れないの。◯◯ちゃんって無責任なとこあるよね」
などなど、相手の性格や個性全般を中傷する行為。このようなコミュニケーションは元カノを傷つけます。
あらぬ方に目を向けて無視したり、冷笑したり、相手を挑発するような冗談を挟んだりする行為です。
皮肉たっぷりの言葉の連続も侮辱で、元カノが二人の問題を解決しようと努力してるのに、考え直す気持ちを萎えさせて、距離をさらに広げてしまいます。
このような自己弁護をしてしまう人は多いです。
ですが自己弁護は様々な研究で、関係を悪化させるということがわかっています。
弁解や言い訳をすることは、相手を責めることにつながり、「問題は僕にあるのではなく、彼女にあるから」と言っているように取られるからです。
彼女との対話を避けるのは、彼女との恋愛関係を避けることと同列なので、うまくいきません。
「非難」「侮辱」「自己弁護」「逃避」の間違ったコミュニケーションをしないようにする、これが復縁を成功させる鍵です。
復縁できない人の特徴5:恋愛だけでなく人生全般がうまくいっていない
元カノがいないと生きていけない、だから復縁したい。そんな、過剰なまでに恋愛が人生のすべてという状態になってしまっている人は、
家族関係、人間関係、仕事、楽しみなど、人生のすべてがうまくいっていない場合があります。
自分の人生の欠乏を、元カノと復縁することで埋めようという図式になってしまっているので、絶対にうまくいきません。
ここであなたの復縁をうまくいかせる鍵となるのが、心理学者のアルフレッド・アドラーの「恋愛を言い訳にしてはいけない」という考えです。
先日、私の自己成長プログラムの参加メンバーの皆さんからも注目が集まっていた考えなので紹介しますね。
「恋愛を言い訳にしてはいけない」とは、
そしてそれは、恋愛以外の課題を疎かにしていることの言い訳として「恋愛」を利用しているだけ、という意味です。
ちょっと胸に手を当てて考えてみてください。
- ただお金をもらうためだけに仕事していませんか?
- 実は、心から語り合える友達がいない孤独感を抱えていませんか?
- なんとなくダラダラ過ごして、社会貢献を疎かにしてませんか?
- 悪ガキ心を持って遊ぶ楽しさを忘れていませんか?
復縁のことばかり考えて一喜一憂しているとしたら、恋愛以外の生きる課題をおざなりにしてしまっている可能性が高いかもしれません。
もしあなたが再び元カノをしあわせにして、ずっと仲良く添い遂げたいと願うのであれば、実は復縁だけに目を向けていてはいけません。
キャリア、家族関係、人間関係、自己成長、遊び…といった他の人生の領域に目を向けて動かしていくことが重要です。
だって、人は自分の欠乏を誰かに埋めてもらうことよりも、人生の充足を誰かとわかちあうことに大きな喜びを感じますから。
- 「今まで惰性で生きていた」
- 「自分の人生に向き合ったことがなかった」
これは、実際に復縁できた男性たちが、恋愛以外の他の領域にフォーカスして行動し始めた1ヶ月後に発する言葉です。
ぜひ、あなたも復縁できない男性から、復縁できる男性に変わって、しあわせになってくださいね。
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