こんにちは!
復縁アカデミアの永峰あやです。
今回は、
「心の不感症」
について解説します。
心の不感症というのは私が作った言葉なんですが、これまで2万人の男女の恋愛の相談を受けてきたからこそ、気づいたとても大事な話です。
復縁アカデミアにはたくさんの復縁のための記事がありますが、何をやってもどうしてもうまくいかない人は、今回の記事は必見です。
復縁できない人の一番奥には一体何があるのか、をしっかり学んでくださいね。
それではいってみましょう!
すでに触れましたが「心の不感症」とは、永峰のこれまでの経験から名づけた言葉です。医学用語ではないので、その前提で読んでくださいね。
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1.「心の不感症」とは一体なんなのか?
心の不感症というのは一言で言うと、
相手の心情を感じられない状態のこと
です。
この状態になっていると相手の感情や心を飛び越えて行動を起こしてしまうので、
- 空気が読めない
- 優しくない
- コントロールしてくる
と思われてしまいます。
なぜそうなるかというと、根っこの不安が強くて“今すぐ安心したい”が先に立ち、自分の不安解消を優先しちゃうから。そのぶん、相手の気持ちを受け取る余白がなくなってるからなんです。
↑この背景は後ほど説明します!
また同時に、
自分の本音にも鈍くなって、ズレた行動を選んでしまう
という状態にも陥っています。
感じるべきものを感じられない状態、まさに「不感症」ということです。
2.なぜ「心の不感症」が復縁を妨げるのか
大前提として女性は、
自分のことを何よりも大事にしてくれるから、安心することができて、相手のことを愛することができる
という、恋愛関係においては受動的な性質を持つ生き物です。
だから、
- 他のことを犠牲にしてでも自分を優先してくれる
- 私のことを特別扱いしてくれている
ということを強く求めます。
安心・尊重・特別扱いが最優先なんです。
これは女性が自分の身を守るため、将来の自分の子どもを守るために獲得した本能的な欲求です。
しかし「心の不感症」に陥っている男性はこの女性の願いを叶えることができません。
なぜなら、先ほど説明した通り、
女性の「心情」を感じることができない
からです。
心の不感症になっていると、すでに自己防衛モードに入っていて、相手を理解するより“自分の不安を下げる行動”を優先してしまいます。
↑こちらの背景も後ほど説明します!
例えば、
- 予定を決め打ちしてしまう
- 返信を急かしてしまう
- 言い訳だらけの謝罪をしてしまう
という何気ないけれど、相手の心情を含めない行動をしているんです。
女性からは『自分の用件だけを押し付けてくる=モノ扱い』と受け取られます。
心の不感症になっている男性は、この本能的な女性の欲求に応えることができないので、別れることになりますし、復縁することはとても難しいです。
たとえ恋愛テクニックや復縁工作などで、なんとか復縁をしたとしても数ヶ月〜1年のうちに別れる可能性が非常に高いんです。
3.女性はあなたから 「モノ扱いされてる」と感じています
ここでもう一歩踏み込んでおきたいんですが、心の不感症に陥っている男性の言葉や行動を女性がどう感じているかという話です。
これはズバリ、
「モノ扱い」されてる
と女性は感じています。
例えば、
- 予定や交友関係に口出しする
- 気分が不安定だと無視・既読スルー・沈黙で圧をかける
- 「好きなら○○して当然」みたいな条件つきの愛を押しつける
- 謝罪が言い訳(仕事が…ストレスが…)にすり替わる
- 体型・容姿・過去の恋愛に評価やジャッジをかける
これって全部、「男性の都合に合わせて女性をコントロールする行為」です。
女性からすると
私の心、私という人間を大事にしてくれない
と、感じます。
私は女性からの恋愛相談を受けていた時期もありますが、
- 「彼に何度も「好きだよ」って伝えているのに、信じてくれなくて、どうしていいかわからない…」
- 「しっかり話し合いをしよう!」と真剣に伝えても毎回無視されるから、辛くて別れたい…」
- 「私の体型や容姿についてひどいことを言われて、これまでがんばってきたけど、もう無理…」
こういった恋愛相談の依頼が絶えませんでした。
大好きだからたくさんの思いやりを持って接しても、男性からこのように扱われたら傷つき疲れ果て、離れていってしまいます。
私は、女性が心のある一人の人間として扱ってもらえない事実をたくさん見てきて、相手の心を尊重できないコミュニケーションを「モノ扱い」と呼ぶようになりました。
世の女性たちは男性からの「モノ扱い」に苦しんでいます。
これを読んでくださってる男性のみなさんは恋愛成就のため、復縁のために女性心理を学んでいくと
- 僕は女性の気持ちが理解できてないんだ
- 俺は女性の感情を受け止められなかったんだ
と反省することになりますが、これは甘いです!甘すぎます!
悪気はなかったかもしれないし、意図していないとは思いますが、
「モノ扱いしてるかもしれない」
と自分のやってきたことを疑ってください。
男性側は「あなたのことを思って善意でやってる」という意識があることでさえ、元をたどれば自分のためにやってることが多いです。
4.個別相談で心の不感症が原因で別れを告げられた様々なエピソード
ここで心の不感症の具体的なエピソードを紹介しますね。
カズオさん(31才、仮名)は、自分に自信がなく彼女を試すために
「俺のこと本当に好きなの?別れたほうがいいんじゃない?」
と何度も言ってしまっていました。
ある日それをずっと聞かされていた彼女は、とうとう我慢できずに「がんばっても信じてくれないから別れたい」と、カズオさんに別れを告げてしまいます。
後悔したカズオさんは「やり直したい」と何度も彼女に迫りましたが、もう後の祭り。
彼女の心は凍りつき、解凍するには何ヶ月も必要なほど酷い状況でした。
これはカズオさんが自分の不安を優先して彼女の言葉や思いを無視した結果起こったことです。
このようなことは、LINEの個別相談でもよく目にします。
例えば、
- 「自分よりも友達や仕事を優先していると感じて、怒ってしまった」
- 「『束縛されてキツイから別れたい』と言われてしまった」
- 「不安な気持ちを隠したり、プライドが邪魔をしてしまって、彼女の不満をはぐらかしたり、口をきかずに無視していたら、『距離を置きたい』と言われてしまった」
- 「僕のことを好きなら、何でもしてくれて当然と思って、『もっと痩せたら』と言っていたら、突然泣きだしてしまった」
などなどです。
あなたは、このケースのどれかに当てはまっていたり、あるいは、似たようなことが頭をよぎったことはありませんか?
もし瞬間的に、「これ以上見たくない、聞きたくない」と目を背けたくなったとしたら、避けずに受け止めてください。
5.心の不感症の背景にあるのは子どもの頃の体験
では、あなたの復縁を阻んでいる「心の不感症」になってしまう原因は何なのでしょうか?
実は、「心の不感症」は、
幼少期の親との関係やその他の傷つき体験
が原因で生じます。
小さい時に親からの愛情が少なかった人、逆に愛が過剰だった人は、
自己愛(すなわち自分を大切にしながら、適度な自信を持って、生き抜いていく力)
がうまく成長せずに大人になってしまいます。
そうなると、自分で自分を支えることができず、いつも他者からの承認や励ましを必要とすることになります。
他人の心を感じる前に自分を肯定してもらったり、自分を癒してもらったり、自分を優先することになるんです。
こういう経験を繰り返すことで、自分の心も人の心も感じにくくなってしまったんです。
6.自分と親との境界線を引き直して自分のクセから脱出する
では最後に、「心の不感症を改善して元カノと復縁する方法」についてお伝えします。
結論から言うと、
あなたが親から受けた影響を手放しましょう
これです。
例えば、親の欲求を満たすために『親の用件を押し付けられてきた=モノ扱いを受けてきた』子どもは、その隠れた怒りや恨みを大人になってから自分の恋人に向けてしまいます。
この話をするとだいたいの男性は
「僕は虐待されてないし、普通の家庭で育ったので違う」
と答えます。
しかし、最近の子育ては、地域社会の崩壊、核家族化、「男は仕事、女は家庭」といった性別役割分業によって、右も左もわからない親が、孤独に育児をするしかないという環境のもとで行われています。
育児がとても大変な時代なんです。
親には精神的な余裕がないケースがほとんどで、子どもを支配することでなんとか家族を成り立たせようとします。
子どもは少なからず親の様子や機嫌を見て生きていますが、それが知らず知らずのうちに自分の心を傷つけている可能性があります。
また、親自身も子ども時代に傷ついた経験があり、モノ扱いされた経験があり、なんなら「心の不感症」になっているのかもしれません。
もし、脈々と負の遺産が受け継がれているのなら、ここで断ち切る必要があります。
- 苦しい
- 自信がない
- かまってほしくなる
- 偉そうにしてしまう
- 人間関係がめんどくさくなる
これらの感情やコミュニケーションのクセが全て親との関係から来ているのなら、境界線を引き直しましょう。
そうしないと、あなたが復縁を果たすことはできません。
7.【解決方法】親に対して抱えている感情を全て吐き出しましょう
では、最後に親からの影響を手放すための具体的な方法をお伝えします。
これは実際に私のクライアントさんにやってもらってるものです。
基本的には「自分が抱えている親への感情を吐き出す」というものですが、直接伝える方法と、直接は伝えない方法があります。
直接伝えることができそうな人向け「ただ全てを伝え切る」
とてもシンプルな方法です!
親に、
- 過去のできごとに対する感謝、喜びなど
- 過去のできごとに対する悲しみ、怒り、ムカムカ、恐怖など
を伝えましょう。
ポイントは「相手を変えよう」「関係をよくしよう」としないことです。
目的は「ともかく自分の中にあることを伝え切る」ことです。
出し切ることで心の整理ができて、整理ができるということは自分と親の境界線を引き直すことができます。
直接伝えるのが怖い人向け「エンプティ・チェア」(空椅子法/ゲシュタルト療法で用いられる技法)
親に面と向かって伝えるのは難しい場合は、こちらの方法をやってみましょう。
「誰も座っていない空の椅子に他者・自己・問題などが座っているとイメージして対話をする」という方法で、心理療法の1つの技法です。
例えば、
コーチ役の人が「今この椅子にお母さんが座っているとしたら、何を話したいですか」など問いかけます。
クライアントさんはお母さんをイメージして伝えたいことや感情を口にしてもらいます。
憎しみ、恨み、恐怖、感謝、喜びなどを素直に表現してもらいます。
イメージの中でやってるのですが、思いも寄らない自分の本音などに気づくことで抱えているものを手放すきっかけを掴みます。
また、2つの椅子を用意して行ったり来たりしながら、その人に成り切って話すことで双方の立場を体感しながら対話をするという方法もあります。
是非、1つ椅子を用意してご自身のお父さんお母さんをイメージして、自分の思ってることを実際に吐き出してみてください。
まとめ:心の不感症を乗り越えて復縁に近づく
今回は「心の不感症」について徹底的に解説させてもらいました。
おさらいしておきましょう。
1.心の不感症とは=相手の心情を感じられない状態
2.その状態だと、女性の根源的なニーズに応えられない
3.結果として 「モノ扱いされてる」と感じている
4.背景には子どもの頃の傷つき体験がある
5.自分と親との境界線を引き直す=抱えている感情を全部吐き出してみよう
とても根深い問題ですが、まずやることはシンプルです。
「親に自分の抱えているものを吐き出す」
これです。
元カノとヨリを戻したくてその方法を探していたのに、親との関係性に踏み込まないといけなくなったわけですが、
- 自分がフラれた理由
- 自分が復縁できない理由
は、自分のパーソナリティに何か課題があるわけです。
考え方、感じ方、行動の仕方、対人関係の築き方、などのクセ(傾向)は、幼少期に作られるものなので親との関係性を解決するのが、1つの近道です。
今回の記事を読んで「心の不感症」にちょっとでも思い当たることがあれば、ぜひ実践してください。
肩の荷が下りたり、心が落ち着いたり、元カノさんのことがよく見えるようになったりするはずです。
復縁アカデミア 永峰あや











最後までお読みいただき、ありがとうございました!