「元カノと復縁したいけれど、うまくいかない…。」
なぜうまくいかないのか?理由を知りたい人は多いと思います。
実は、復縁できない男性にはある共通点があります。
今回の記事では、復縁できない男性の4つの特徴と、その問題点を改善して元カノと復縁する方法をお伝えします。
目次
1.絶対復縁できない「心の不感症」男
結論からいうと、私が数々の恋愛相談を受けてきた中でわかったのは「心の不感症」の男性は絶対に復縁できないということです。
私が「心の不感症」と呼んでいるのは、「他人の心につけ込んで、相手の愛情を利用したり、コントロールすることを平気でしてしまう人」のことです。
「心の不感症」の男性は、「自分はダメな人間だ」という自信のなさや、不安、さみしさを埋めるために、パートナーの女性を不健全に利用します。
そうは言っても、自分が「心の不感症なのかどうか」判断がつかない人もいると思うので、ここで簡単なチェックをしていきましょう。
2.復縁できない男の4つの特徴(チェックリスト付き)
あなたが復縁できない「心の不感症」男かどうかを見極める4つ特徴のチェックリストを紹介します。
4つの特徴どれかひとつでも当てはまったらアウト、改善するために自分磨きをしましょう。
- 「僕のことを認めて」「元カノに愛されて構ってもらえないと自分に自信が持てない」という承認欲求が強い
- 元カノの行動を制限して束縛しようとしたり、元カノが他の男性と楽しそうに話していたり、一緒に遊んでいると嫉妬する
- 元カノの過去の恋愛、セックスなど男性経験を聞くと耳を塞ぎたくなったり、イライラする
- 「もっと痩せたら」「その服似合ってないね」と、元カノの容姿や外見につい意見したくなったり、自分の好みを伝えてしまう
以上4つです。
あなたはどうでしたか?
次は実際にあった相談事例を挙げてさらに詳しく、復縁できない「心の不感症」男の特徴を解説していきますね。
3.事例「心の不感症」が原因で別れを告げられた31歳男性
カズオさん(31才、仮名)は、自分に自信がなく、彼女を試すために「俺のこと本当に好きなの?別れたほうがいいんじゃない?」と心にもないことを何度も言ってしまっていました。
ある日、それを聞いていた彼女は、とうとう我慢できずに「がんばっても信じてくれないから別れたい」と、カズオさんに別れを告げてしまいます。
後悔したカズオさんは「やり直したい」と何度も彼女に迫りましたが、もう後の祭り。
彼女の心は凍りつき、解凍するには何ヶ月も必要なほど酷い状況でした。
こういった「心の不感症」発言はカズオさんだけでなく、LINE@に送ってくれた個別相談でもよく目にします。例えば、
- 「自分よりも友達や仕事を優先していると感じて、怒ってしまった」
- 「『束縛されてキツイから別れたい』と言われてしまった」
- 「不安なくせに、変なプライドが邪魔をして、彼女の不満をはぐらかしたり、口をきかずに無視していたら、『距離を置きたい』と言われてしまった」
- 「僕のことを好きなら、何でもしてくれて当然と思って、『もっと痩せたら』と言っていたら、突然泣きだしてしまった」
などなど、世の女性からしたらあり得ないことを口にしてしまったケースです。
あなたは、このケースのどれかに当てはまっていたり、あるいは、似たようなことが頭をよぎったことはありませんか?
もし瞬間的に、「これ以上見たくない、聞きたくない」と目を背けたくなったとしたら、逆にあなたにとって必要な証拠です。
ここから先は、「復縁できない最大の問題点」「心の不感症男になる原因」「心の不感症を改善して元カノと復縁する方法」を順を追って話していきます。
あなたの復縁成功にとってこれが重要な鍵となるので、じっくり味わいながら最後まで見てくださいね。
4.復縁できない最大の問題点は「モノ扱い」
このように「心の不感症」の男性は、自分の欲求を満たすために、相手の女性の心をコントロールしたり、行動を制限したり、を当然のようにしてしまいます。
復縁できない最大の問題点は、言うならば、「生身の人間」である女性を「モノ」のように扱ってしまうからなんです。
元カノからしてみれば、どんなに思いやりを持って接しても疑われる、自由なはずの時間や行動範囲が制限される、
挙句の果てに、容姿や外見にまで指図(さしず)されるのですからたまったもんじゃありません。
このような、「心の不感症」男に悩む女性達から、
- 「彼に何度も「好きだよ」って伝えているのに、信じてくれなくて、どうしていいかわからない…」
- 「しっかり話し合いをしよう!」と真剣に伝えても毎回無視されるから、辛くて別れたい…」
- 「私の体型や容姿についてひどいことを言われて、これまでがんばってきたけど、もう無理…」
何を言われても動じない強靭な心を持った女性など滅多にいないですから、あなたのことがどんなに好きでも、傷つき疲れ果てて、離れていってしまいます。
「心の不感症」は、男性だけでなく、女性にもたくさんいます。
最近、「メンヘラ」と呼ばれているような人達を想像するとわかりやすいかもしれません。
また、精神医学や心理学の用語で、「ボーダーライン」と言われるような「パーソナリティ障害(人格障害)」の人、
「障害」とまではいかなくとも、「トラウマ」「傷つき体験」によって生きづらさを抱えている人、「アダルトチルドレン」の人も、無意識に他者の心を利用してしまう「心の不感症」行為をしてしまいがちです。
その多くが、恋人との関係をぶち壊し、恋愛がうまくいかずに悩んでいます。
このような、恋愛がうまくいかない男女の組み合わせパターンは、「男が不感症」「相手の女性が不感症」「両方とも不感症」の3つのバリエーションがあります。
あなたと元カノの関係はどうだったでしょうか?あなたが不感症?元カノ?それとも両方?振り返ってみてください。
最近は、人口の3分の1が「心の不感症」問題を抱えていて、ほとんどのカップルのどちらか一方は「心の不感症」であると言われています。
つまり、あなたが不感症でなくとも、復縁をうまくいかせるためには、「心の不感症」に関する知識は、絶対に知っておかなければならないことなんです。
しかし、多くの場合、愛着が不安定なもの同士の恋愛や結婚は、困難が多く、破壊的な結果に至りやすいのです。
不安定な愛着を抱えている人は、愛着が安定した人と結ばれるほうが、安らぎを手に入れやすく、成功のチャンスを増やすでしょう。
いずれにしても、カップル間の愛着を安定させることが、恋愛の成就だけでなく、互いの幸福や社会的成功にもつながっていきます。
なぜなら、愛着が安定するということは、互いが”安全基地”としてうまく機能しているということであり、安心の拠り所をもつことで、どちらもが力や可能性が発揮しやすくなるからです。
逆に言えば、お互いが”安全基地”となれるかどうかが、二人の関係の未来を決定づけるとも言えます。
5.恋愛が上手くいかない原因はあなた以外の場所にあった!
では、あなたの復縁を阻んでいる「心の不感症」になってしまう原因は何なのでしょうか?
実は、「心の不感症」は、幼少期の親との関係や、その他の傷つき体験が原因で生じます。
小さい時に親からの愛情が少なかったか、逆に過剰だった人は、自己愛(すなわち自分を大切にしながら、適度な自信を持って、生き抜いていく力)がうまく成長せずに大人になってしまいます。
そのため、自分で自分を支えることができず、いつも他者からの承認や励ましを必要とするので、他人の心を利用せずにはいられないんです。
ここで最も利用されやすいのが、親密で身近な、恋人、配偶者、子どもなので、「心の不感症」の人たちの恋愛はうまくいきにくく、例え付き合えたとしても別れてしまう。
結婚できたとしても、家庭生活がうまくいかず負の連鎖が子どもに向かってしまいます。
6.あなたの悩みの原因は「親」が9割
それでは最後に、「心の不感症を改善して元カノと復縁する方法」についてお伝えします。
結論から言うと、あなたが親から受けた影響を断ち切れば、元カノが惚れ直す男に生まれ変わって復縁できます。
先ほど、負の連鎖が子どもに向かうと言いましたが、母親の欲求を満たすために、「モノ」のように扱われた子どもは、その隠れた怒りや恨みを、恋人を「モノ化」することで晴らし、負の連鎖を生んでしまいます。
こういうと、大半の人が、「僕は虐待されてないし、普通の家庭で育ったので違う」と答えます。
しかし、「普通の家庭」「普通の親」こそ、子どもを自分の思い通りに支配している場合が多いのです。
これは、「心の不感症」の人が爆発的に増加した原因とも関連します。
最近の子育ては、地域社会の崩壊、核家族化、「男は仕事、女は家庭」といった性別役割分業によって、右も左もわからない母親が、孤独に育児をするしかないという環境のもとで行われています。
不安定な母親による、子どもを「モノ化」した孤独な育児が、「心の不感症」を生んでしまう…。
極端ですが、全ての親が、子どもを支配すると言っても過言ではありません。なぜなら、子どもは親なしでは生きられないからです。
「心の不感症」とまではいかないけれど、あなたの復縁には、少なからず親との関係が影響するということを頭の片隅に入れておいてください。
また、人間の「性格」(精神医学や心理学では「パーソナリティ」と呼ばれているもの)の元となる、「考え方」「感じ方」「行動の仕方」「対人関係の築き方」の傾向(クセ)も、主に幼少期の親との関係によって形成されます。
これらの傾向は、あなたのコミュニケーションや対人関係の「基礎」となるので、親密な人間関係である恋愛にも大きく影響します。
あなたの復縁がうまくいかない「心の不感症」傾向も、別れを招くことになった元カノに対する「恋愛コミュニケーションのクセ」や「恋愛関係の築き方のクセ」も、親との関係が影響している!ということなんですね。
ですから、あなたの内面を変えて元カノに愛される男になる!そんな復縁をうまくいかせるためには、親の影響を断ち切るようにしましょう。
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