「”愛”の反対は”無関心”」とは、マザー・テレサの有名な言葉で、人が愛を語るときによく使われているものです。
ですが、「元カノのことを愛しているので復縁したい」という男性の大半は、実は、「愛」ではなく「無関心」を動機に、復縁しようと画策し、失敗します。
「愛」とは、、、相手へ心からの関心を向けて、相手が望むものを与えることです。
「不安で苦しいから復縁してほしい」「復縁して、もう一度自分を認めてほしい」など、元カノの気持ちに配慮せず、”自分に関心を向けてもらうこと”のみを要求する態度は、まさに、「愛」ではなく、相手への「無関心」に他なりません。
一方、復縁成功しているひとは、失恋をキッカケに、”自分に関心を向けてもらう”「無関心」な態度を改善し、元カノへ心からの関心を向けて、相手が望んでいるものを与える愛のヒーローに成長しています。
今日は、元カノと復縁する２つの成功法則と、別れからアプローチし、復縁を達成するまでの７つの超実践的ステップを徹底解説します。
ドン底から愛のヒーローに生まれ変わり、元カノをしあわせにしてあげましょう。
【完全版】元カノと復縁したい男が確実に成功する超実践的７ステップの全体像
- イントロダクション！復縁の２つの成功法則
- 確実に復縁成功する７つの超実践的ステップ
- ステップ１：痛みの感情を鎮めて冷静になる
- ステップ２：冷却期間をとる
- ステップ３：「愛のキズナ」を見直す
- ステップ４：元カノの「別れる理由」を自覚する
- ステップ５：元カノの愛のヒーローに生まれ変わる
- ステップ６：元カノの心を引き寄せるLINE連絡の仕方
- ステップ７：元カノの女性心理に沿ったデート/告白などアプローチ術
目次
- １．復縁の２つの成功法則〜復縁できる人、できない人の特徴〜
- ２．確実に復縁成功する７つの超実践的ステップ
- まとめ
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１．復縁の２つの成功法則〜復縁できる人、できない人の特徴〜
ここでは、２つの復縁成功法則を、「復縁できた人」と「失敗した人」の特徴を比較しながらお伝えしていきます。
成功法則１．自分の問題と向き合い変化し成長する
私のカウンセリングの経験上、自分の問題と向き合わず、元カノの心につけ込んで、相手の愛情を利用しようとする人は、復縁に失敗しています。
一方、自分の問題と向き合い、変えるための努力をして、成長した人は復縁成功しています。
失敗する人：自分の問題と向き合わない「心のフカンショー」男
私が累計２万人以上の恋愛相談を受けてきた中でわかってきたのは、
「心の不感症」男は絶対に復縁できない
ということです。
私が「心の不感症」男と呼んでいるのは、「他人の心につけ込んで、相手の愛情を利用したり、コントロールすることを平気でしてしまう人達」のことです。
「心の不感症」の人たちは、「自分はダメな人間だ」という”自信のなさ”や、「本当に僕を愛してくれる人なんていない」「嫌われたくない」という”不安”や”さみしさ”を埋めるために、あるいは、「僕のことを認めてほしい」という”承認欲求”を満たすために、恋人を不健全に利用します。
実際にあった相談から「心の不感症」の男性を例に挙げてみましょう。
カズオさん（31才、仮名）は、自分に自信がなく、彼女を試すために「俺のこと本当に好きなの？別れたほうがいいんじゃない？」と心にもないことを何度も言ってしまっていました。
ある日、それを聞いていた彼女は、とうとう我慢できずに「がんばっても信じてくれないから別れたい」と、カズオさんに別れを告げてしまいます。
彼女を失ったことで、さらに自信のなさ、不安や恐怖が増大したカズオさんは「やり直したい」と何度も彼女に迫りましたが、もう後の祭り。
彼女の心は凍りつき、解凍するには何ヶ月も年月を要す状態でした。
こういった「心の不感症」発言はカズオさんだけでなく、私の相談ポストに寄せられるメールで、これでもか！というぐらい目にしてきました。
などなど。
言うならば、「生身の人間」である女性を「モノ」のように扱ってしまうのです。
ボコン！！！ピー、ピー、ピピピピピ…
相手の女性からしてみれば、どんなに思いやりを持って接しても疑われる、自由なはずの時間や行動範囲が制限される。
挙句の果てに、自分の問題と向き合わず、間違った行動・言動や、性格の歪みを変えようともせず、「復縁したい」と迫ってくるのですからたまったもんじゃありません。
もし、あなたが、このような「心の不感症」ヤローだったら絶対に復縁できないので、いますぐ卒業しましょう。
女が過去の性体験を喋ったときに耳を塞ぐ男は「同感能力を欠く」ので除外せよ。（中略）
第二に、「君にはその髪型は似合わない」「君に似合いの服はこれだ」と言ってくる男は「女を似合いのアクセサリーとして見る男」だから除外せよ。
第三に、「そろそろ母親に会わせたいと言う男」や「母親役をさせたがる男」は「母親の価値観を無自覚に内面化したマザコン」だから切り捨てよ。
成功する人：自分の問題と向き合い、成長する「目的論」男
一方、失恋をキッカケに、自分の自信のなさや不安と向き合い、変化するための努力をして、成長した男性は復縁成功しています。
まず、このような男性は、彼女を失ったことで、これまで彼女の愛情を利用することで穴埋めしていた、自分の自信のなさや不安に、改めて気づき、目を向けます。
そして、「今回の”別れ”は、僕が自分の問題と向き合うために起こったんだ」と捉え、自分の力で、自信のなさや不安を克服するために行動します。
その結果、彼女からの承認や愛情がなくても、「僕は僕なんだ」と自己肯定できる男になり、これまでとは逆に彼女に対して思いやりや愛情を注ぐことができるようになるから、復縁成功するのです。
つまり、「目的論」で考え、行動できる男性は復縁だけでなく、自分の悩みや問題を解決して、人生のすべてを成功させることができるのです。
「目的論」とは、
”私たちが人生で抱えるさまざまな問題には、その背景に何らかの「意味」や「目的」が潜んでいる”、
と捉え、
自分の抱えている問題や悩みときちんと向き合うことを通して、その「意味」や「目的」に気づき、自分なりの成長、人間的な成熟をなしていく、という「在り方」
のことです。
私たちは、人生が何事もなく運んでいると、それはすべて自分の力によるものであるかのように、錯覚してしまいます。
しかし、この人生には、さまざまな苦難が待ち受けています。
例えば、
- 彼女に突然振られてしまった…
- そのショックで夜も眠れなくなり、落ち込みが激しく、何もやる気が出ない
- さらに、元カノに新しい彼氏ができてしまった…悲しみとショックで死にたい
- そんな最中、もともとウマが合わなかった上司との関係が悪化し
- 仕事にも集中できないし、恋愛も人間関係も何もかもうまくいかないし死にたい…
こうした、自分には解決できそうもない悩みや問題は、確かに辛いものではあります。
けれども、同時に、それときちんと向き合うならば、私たちに大切な何かを気づかせてくれるし、教えてくれる「教師」「先生」のようなものになりうると「目的論」では考えます。
人生のすべての出来事には「意味」があり、「目的」があって起こっている。
彼女との別れや、人間関係のうまくいかなさのような、起こらないなら起こらない方がいい出来事にも、実は、必然的な意味が潜んでいる。
すべては、僕が気づくべきことに気づき、学ぶことを学んで自己成長していくことができるよう促してきている。。。
そんな風に「目的論」では考えます。
他の人が抱えていない「この、彼女との別れという出来事」が、ほかの誰でもない「この私」に、「人生のちょうどこの時」に起こったのには、やはりどこか「必然的な意味」があり、「目的」を潜んでいる。
あなたも、こんな風に考えて、自己成長し、元カノと復縁することを目指してください。
トランスパーソナル心理学は、”心理学第四の潮流”と呼ばれる最も新しい心理学。（中略）
それは、この人生のすべての出来事には意味があるーたとえそれが、不治の病、人間関係のもつれといった否定的な出来事や、単なる偶然としか思えない出来事であってもそこには意味があり、私たちに何か大切なことを教えてくれている、と語る心理学。
成功法則２：相手を心から理解し、思いやりを与える
「駆け引きして元カノの気を引く」といった、男性目線の恋愛サイトが推奨する復縁テクニックを使って、自分に都合の良い結果を引き出そうとする男は、おもしろいぐらい元カノに嫌われています。
一方、元カノの思いや気持ちに寄り添って、望んでいることを与えてあげようとする男は、復縁成功しています。
失敗する人：自分に都合の良いイエスを引き出そうとする「搾取」男
男性目線の復縁サイトや復縁本を真に受けて、復縁テクニックを使おうとする男性は、復縁できません。
このような男性は、元カノから「この人は自分が好かれることに必死で、全然、私のことをわかってくれない」とますます嫌われます。
なぜ、「男性目線」のマニュアル化された復縁テクニックが元カノから嫌われるのか？
それは、これらに共通しているのは、「相手の女性から、男性であるあなたにとって都合のいい結果だけを引き出すテクニックでしかない」からです。
例えば、「メールの返信がほしい」「会って話がしたい」「復縁する」という、あなた都合の「Ｙｅｓ」を引き出すことのみを目標にしているということです。
このような復縁テクニックを追及するようになった男性は、一番配慮すべき目の前にいる元カノの「気持ちや人間性」を視野に入れません。
さらに悪いことに、
- 「この言葉は正しいのか、それとも間違っているのか？」
- 「どのような手順が正しいのか、この順番ではダメなのか？」
- 「復縁までの段階を、正しく進められているか？」
- 「どれぐらいの時間を置いて返信するのが正しいのか、この時間の間隔は良くないのか？」
と、正解探しに終始するようになってしまいます。
そして、その男性の行動範囲は狭まり、細かくなってしまい、心も体もガチガチに硬くなる始末…。
その結果、元カノに対して何のアクションも起こせなくなったり。
あるいは、ガチガチで中途半端な振る舞いをして「最低」と、相手にされなくなってしまうのです。
なので、元カノの気持ちを配慮せずに、復縁テクニックを使って自分都合のイエスを引き出そうとするのは絶対にやめましょう。
成功する人：元カノの気持ちを理解して、思いやりを与える「ギブギブ」男
一方、
- 元カノが、何が嫌で別れようと思ったのか？
- 元カノが、何を思い、何を望んでいるのか？
すなわち「元カノの気持ち」を理解して、望んでいることを、具体的な言葉と行動で与えることができる男性は復縁成功しています。
2万人以上の恋愛カウンセリングを実践してきた私だからこそ断言できるのは、多くの女性達が最終的に男性に惚れるのは、笑わせてくれる！スマートなエスコート術といった恋愛テクニックではありません。
収入が高い、プレゼントをたくさんくれる、といった経済力でもありません。
引き締まって男らしい体型や、イケメンな顔でもありません。
女性達が男性に求めているのは、「私の気持ちや、私という人間をわかってほしい」という「理解」です。
元カノは、あなたに自分の気持ちを理解してもらい、望んでいることを具体的な言葉や行動で与え、満たしてくれることを求めているのです。
- 「私が今、何を感じているのか」
- 「私が、あなたに、何をされて嫌だったのか」
- 「私が、あなたに、本当は、何を望んでいるのか」
という元カノの気持ちをわかってあげる。
そして、
- 「それはつらかったね…」と、仕事がうまくいかず悩んでいる元カノの気持ちに寄り添いながら、共感のメッセージを送ってあげる。
- 「本音を聞かせてくれてありがとう」と、自分への気持ちを語ってくれた元カノに、感謝を伝える
- 「夜道は危ないから今日はもう帰ろう」と、もっと話したい！という自分の欲求はぐっとこらえて、駅まで送ってあげる。
やさしさ、安らぎ、情熱、洞察力、ユーモアなど、あなたの中にある全てのものを使って、元カノに表現し、与えてあげる。
そうすれば、「復縁するぞ」と鼻息荒く意気込まなくても、自然と元カノがあなたのことを好きになってくれます。
２．確実に復縁成功する７つの超実践的ステップ
この７つの超実践的ステップを熟読し、日常生活の中で、ひとつひとつ、順番に行動に移していけば、無理なく、自然に復縁成功というゴールに到達することができます。
なので、焦らず、じっくり、着実に行動を積み重ねて、元カノとの復縁を実現させていきましょう。
ステップ１．痛みの感情を鎮めて冷静になる
なぜなら、このような「痛みの感情」に囚われていると、視野が狭くなり、目の前の現実をありのまま見ることができません。
その結果、復縁成功からそれた、間違った行動をして失敗してしまいます。
実は、
”彼女との別れ”という出来事は、”大切な人との死別”と同等の心的ダメージを与えるもの
です。
「想像以上に、自分はショックを受けて傷ついているんだ」と受容することが、冷静になることへの近道です。
愛する人と別れて感じる苦しみやむなしさは、想像をはるかに超えて大きい。
悲劇的な死、離婚、恋人との破局のような別れのあとには、心が切り裂かれる思いをする。
よく、
- 「早く前向きにならねばならない」
- 「女々しいから泣いてはならない。男らしく強くならないと」
- 「過去の恋愛を引きずっていて、何になるんだ？いい加減、前に進もう」
と、”頭”で考えて、”心”にあふれる苦しみ、不安、悲しみなどの「痛みの感情」を抑え込もうとしたり、排除しようとしたりする人がいます。
しかし、このような「思考」で「感情」をねじ伏せようと対処するやり方は、かえって不安や恐怖を増大させてしまいます。
心のスピードは、頭のスピードよりもずっと遅く、例えば、頭で考える思考のスピードが「光速」だとしたら、心にあふれてくる感情のスピードは「音速」です。
あなたの頭は、「復縁のためにがんばろう」「過去を忘れて新しい恋愛をしよう」と準備ができて前に進みたがっていても、一方の心はそう簡単にはいきません。
心の「痛みの感情」をうまく癒すには、それなりの時間と正しい対処法が必要です。
なので、復縁アカデミアが推奨する、「痛みの感情」への正しい対処法を３つ紹介するので、実践して、冷静になりましょう。
心のスピードは頭のスピードよりずっと遅い。
頭が光なら、心は音だろう。
頭は準備ができて先に進みたがっても、心の方にはかなりの時間が必要なのだ。
心の傷をうまく癒すには、このスピードの違いを認識しておくことが必要である。
ハート・レスキュー
誰でもいいので、「失恋してものすごく傷ついているんだ」と助けを求め、自分のショック、不安などの感情をひたすら吐き出し、受け止めてもらいましょう。
ハート・レスキューの具体的な手順
- 誰かに助けを求める
- あなたの感情をひたすら吐き出す
- ただ受け止めてもらう
ハート・レスキューを実践する上で、大切な３つのポイントがあります。この３つのポイントを守って実践しないと、かえって「痛みの感情」が増し、冷静になれないので注意しましょう。
ハート・レスキューの３つのポイント
- 彼女と別れたことに対する「①怒り、②恐怖、③不安、④混乱、⑤さみしさ、⑥悲しみ」の６つの感情にフォーカスして、吐き出す
- 自分の感情にどっぷり浸る
- 話を聴いて、受け止めてもらう友人に「新しい恋愛にいくべきだ」「もっと～すべきだ」などのアドバイスや解決策の提案は一切しないで、ただ、ひたすら聴いてほしいと伝える。
ヒーリング・レター
元カノにぶつけたくても、ぶつけられない感情、わかってもらいたい思いを「彼女宛の手紙」として書きます。
手書きでもいいし、パソコンで打ってもいいし、スマホでメールに作成してもオッケーです。
ここでも、ハート・レスキューと同じように、「①怒り、②恐怖、③不安、④混乱、⑤さみしさ、⑥悲しみ」の６つの感情にフォーカスして書きましょう。
また、実際に彼女に送りつけてはダメです。
書き終わった後は、自分の胸の中で手紙（あるいはパソコン・スマホ）を抱きしめましょう。
苦しいあなたの感情を、あなた自身が抱きしめてあげる感覚で、本気で実践すると、痛みの感情がより早く癒され、冷静になることができます。
ムーヴィー・ウォッチング
次の５つの映画の中から３つを選んで、映画鑑賞しましょう。
感情の痛みを鎮め、勇気を与えてくれる映画５選
- 『グレート・ディベーター～栄光の教室～』
- 『フリーダム・ライターズ』
- 『イエスマン』
- 『40歳の童貞男』
- 『ショーシャンクの空に』
実践する上で、次の３つのポイントを守ると、大きな効果が得られます。
ムーヴィー・ウォッチングの３つのポイント
- あなたひとりの部屋で、明かりを暗くして、映画館のような雰囲気にして鑑賞する
- 自分が主人公になったつもりで、どっぷり感情移入して見る
- 他のことをしながら観てはいけません。他のことは一切せずに、集中して映画を堪能しましょう。
ステップ２．冷却期間をとる
冷却期間をとる目的は３つあります。
冷却期間の３つの目的
- 元カノの「被害者感情」、あなたの「罪悪感」「挫折感」といった「痛みの感情」を沈静化させるため
- 「何をされて嫌だったのか？」「何を思い、何を望んでいたのか？」という、あなたに対する元カノの気持ちを理解するため
- 自分の問題点を改善し、元カノの気持ちを理解する。そして、相手が望んでいることを、具体的な言葉と行動で与えることができる男性に成長するため
別れは「突然」ではない…
しかーし、大半の女性は突然、別れを切り出したりはしません。
女性たちは、平均すると、私のカウンセリングを受ける３～６か月ぐらい前から、別れようかどうか悩みはじめたと言います。
人によっては、１年以上別れようかどうか悩んでいるという場合もあります。
なので、彼女は、突然、彼氏である男性のことが嫌になったのではなく、ずっと以前から何らかの理由で、好ましくない気持ちを抱いていたと受け止めてください。
元カノのあなたに対する「好ましくない気持ち」を、”コップに入った水”に例えてみていくと、「冷却期間」を置く必然性が理解できます。
あなたは、おそらく、「元カノの心のコップの”３分の１”ぐらい、僕への”好ましくない感情の汚水”がたまっているだろう。だから、少し説得すれば、汚水が減り、すぐに愛液で溢れるだろう。ぐっしっしー」と考えるでしょう。
しかーし、実際の彼女の心のコップには、３ヶ月～１年以上前から、あなたへの怒り、悲しみ、イヤ！などの「感情の汚水」が溜まり続け、別れた今は、それらが溢れ出してどうにもならないっ！！！という状態なのです。
今、あなたが元カノと接点を持てば、「感情の汚水」はどんどん増え続け、松尾芭蕉が見た大井川以上に猛威をふるいかねません。
ボコっ！！！
あなたの五月雨のような失恋した心を、大井川の濁流のごとき元カノに向けたところで、芭蕉が望んだように、「晴れて復縁！」とは絶対になりません。
元カノの心のコップの汚水が減り、あなたのことをもう一度受け入れるスペースがでるまで、冷却期間を置きましょう。
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ステップ３．「愛のキズナ」を見直す
さあ、ここからは、冷却期間中に、
- 「何をされて嫌だったのか？」「何を思い、何を望んでいたのか？」という、あなたに対する元カノの気持ちを理解する
- 自分の問題点を改善し、元カノの気持ちを理解する。そして、相手が望んでいることを具体的な言葉と行動で与えることができる男性に成長する
ために取り組んでいきますよ。
「愛」は”感情”でも”承認欲求”でもない
あなたと元カノが別れに至ったのは、どうしてでしょうか？胸に手を当てて、じっくり感じてみてください。
それは、、、
二人の”間”に「信頼関係」、すなわち「愛の絆（キズナ）」が築かれていなかったから
です。
多くの人が、「愛」を「好きという”感情”」と思い込んでいますが、それは間違いです。
また、「僕のことを認めてほしい」という「承認欲求」を「愛」と勘違いしてしまっているケースが大半です。
だから、人がよく「愛」と呼んでいる「恋愛関係」の大半は、最初の「幸福期間」が過ぎると、
- 「僕以外の他の男と話すなんて許せない」
- 「僕のこと好きだったら、他の何よりも僕を優先して当たり前だろう」
などと、「愛情ー憎悪」「優しさー攻撃」のはざまを、振り子のように行ったり来たりするだけのものになり、壊れてしまうのです。
私たちは愛ではないものを愛と勘違いしており、愛は心の中に宿る感情（心理現象）だとあやまった認識に縛られている。
そのために、いつまでたっても世の中に本当の愛が姿を現すことがない。
「愛」とは”相手へ心からの関心”を向けて”与え合う”もの
「愛のキズナ」とは、
お互いが、相手に対して心から「関心」を向けて、（良い部分も悪い部分も含めて）ありのままを「尊重」し、自分のあらゆる能力を使って相手の望んでいることを「与え合う」積み重ねによってできる信頼関係
です。
日々、お互いが、”相手に「関心」を向け”て思いやり、具体的な行為や言葉で、相手を喜ばせる「与え合い」をしていれば、深く、強い「愛のキズナ」ができます。
しかし、例えば、
- 「彼女がどれだけ自分を好きでいてくれているか」
- 「彼女が僕だけを見て、認めてくれているか」
- 「彼氏が、私のさみしさを埋めてくれているか」
など、多くの人が、”自分にしか関心がない”状態で、相手の愛情や思いやりを「搾取する奪い合い」になってしまっているから、「愛のキズナ」ができず、壊れてしまうのです。
愛は能動的な活動であり、受動的な感情ではない。
そのなかに「落ちる」ものではなく、「みずから踏みこむ」ものである。
愛の能動的な性格を、わかりやすい言い方で表現すれば、愛は何よりも与えることであり、もらうことではない、と言うことができよう。
愛のキズナを見直す「年表作りのワーク」
それとも、互いに”自分にしか関心がない”「搾取する奪い合い」だったのか？
二人の関係がどのようなものだったのか？を把握するために、愛のキズナを見直す「年表作りのワーク」をしましょう。
このワークの目的は次の５つです。
愛のキズナを見直す「年表作りのワーク」の５つの目的
- 二人の間には「愛のキズナ」が築かれていたのか？「搾取する奪い合い」になっていなかったか？を明確にする
- 本当に復縁するだけの価値がある関係なのか？改めて、復縁を目指すか、やめるかを明確にする
- お互いの、どのような価値観や行動が、信頼関係を壊していたか？を明確にする
- お互いの、どのような価値観や行動が、「愛のキズナ」を築くことに貢献していたか？を明確にする
- もし、復縁するのであれば、自分のどのような価値観や行動を大切にし、どのような部分を改善すれば「愛のキズナ」が作れるのか？を明確にする
ワークをすることで、この５つが明確になれば、将来的に、あなたにとっても、元カノにとっても、最良の関係を築くことができます。
次の手順で、元カノとの、出会い～別れを切り出されるまでの「自分の体験」を振り返り、年表を作りましょう。
愛のキズナを見直す年表作りのワークの手順
- 紙を用意して、年表の枠を作る。左から、「いつ」「どのような出来事だったか」「どのような体験だったか」の順に３分割する
- 元カノと出会った頃→元カノと付き合っている最中→元カノとすれ違いはじめ、別れを切り出されるまでの記憶の振り返り、書き込む
例えば、
- 「どんな場で出会ったのか？」
- 「元カノのどんなところに惹かれたのか？」
- 「デートではどんなふうに過ごしたか？」
- 「元カノはあなたにとってどんな女性だったか？」
- 「あなたは元カノにとってどんな男性だったか？」
- 「付き合っているときの印象的な思い出は？」
- 「元カノの態度や言動にどのような変化があったか？」
- 「どのようなすれ違いや喧嘩があったか？」
- 「お互いの生活にどのような変化やストレスがあったか？」
- 「楽しいことはあったか？」
- 「つらいことはあったか？」
などについて振り返りましょう。
| いつ？ | どのような出来事だった？ | どのような体験だった？ |
| 初めて出会った日 | 自分の友人主催の合コンで出会った | 彼女の笑顔が可愛くて、ずっとドキドキしていた |
そして、完成した年表を参照にして、このワークの５つの目的のうち、次の３つのことを明確にしましょう。
「愛のキズナを見直した年表」から見極める３つのこと
- 二人の間には「愛のキズナ」が築かれていたのか？「搾取する奪い合い」になっていなかったか？について、年表を見ながら、振り返り、書き出す
- 本当に復縁するだけの価値がある関係なのか？改めて、復縁を目指すのか、それとも辞めるのかを、年表を見ながら、振り返り、書き出し、方向性を決める
- 自分や元カノの、どのような価値観や行動が、「愛のキズナ」を築くことに貢献していたか？を、年表を見ながら、振り返り、書き出す（※ここでのあなたの価値観や行動は、今後の復縁や新しい恋愛をする際に、取り入れ、活かしていくようにしてください）
ステップ４．元カノの「別れる理由」を自覚する
元カノの「別れる理由」について自覚することで、あなたは２つの効果を得ることができます。
一つは、元カノの別れたい理由を自覚すること＝元カノの気持ちをわかってあげることなので、元カノの被害者感情を軽減することができます。
二つ目は、別れたい理由を自覚することで、元カノが嫌がることはせずに「求めていること」を与えられる男に変化するので、自然と、相手の心身を満たし、復縁できます。
次の３つの手順を実践して、元カノの「別れる理由」を自覚し、復縁へのゴールに向けて、着実に進めていきましょう。
元カノの「別れる理由」を自覚するワーク
- 紙とペンを用意する（パソコンやスマホなど、文字を打ち込む機能があるものでもオッケー）
- 紙に「元カノが別れたいと思った理由は？」とテーマを書く
- 先ほど作った「愛のキズナを見直す年表」を参考にしながら、元カノが表現していた自分に対する「不満」「ネガティブな感情」「要求」を振り返り、全て書き出す
彼女の心身に甚大なショックを与えたというような大きな理由が一つではなく、小さな理由がいくつも積み重なり、別れを決意する女性が大半です。
次の１０の理由のうち、複数当てはまることを予測しながら、自分の別れの理由を明確化してください。
女性が彼氏と「別れたい」と思う１０の理由
- セックスが嫌だから
- 自信のなさ・コンプレックスを改善しないから
- 嫉妬・束縛をするから
- 連絡の頻度が減ったから
- じっくり話を聞いてくれないから
- 「ありがとう」「愛してる」など愛情表現をしなくなったから
- 外見・容姿を指摘するから
- 結婚を真剣に考えてくれないから
- 価値観が合わないから
- 他に好きな人ができたから
こちらの記事もあわせて読んで、確実に別れる理由を自覚してくださいね。
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ステップ５．元カノの愛のヒーローに生まれ変わる
あなたが、元カノと確実に復縁成功するために、相手の愛情を奪う搾取男から、思いやりを与える愛のヒーローに生まれ変わりましょう。
ここでは、「あなたが目指すべき元カノから愛される男性像」と「愛のヒーローに成長する４つの男磨き」を紹介します。
あなたが目指すべき元カノから愛される男性像
私の、2万件以上のカウンセリング実践から見えてくるのは、女性が好きな男性に求めているのは、
- その男性特有の”人間的魅力”
- 「私のことをわかってくれる」という、”共感的な理解”
の２つです。
まず、女性は、オリジナルの”個性”、つまりその男性の内側から沸き起こってくる「人間的魅力」に惚れます。
- 「夜道は危ないから」と、逆方面なのに駅まで送ってあげるような、好きな女性を危険から守りたいという”やさしさ”
- 仕事のトラブルでピンチな時でも、デート中は目の前の彼女に集中して話を聴いてあげられる”安定感”
- 女性からはもちろん、誰からも、「なぜか一緒にいるとリラックスする」と言われるような”安らぎ”
- 生理前で体がむくみ、心が不安定になって落ち込む彼女のつらさを、あたかも自分のことのように気遣う”繊細な感受性”
- 「他人から嫌われようと僕は僕だから」といった”独特の考え方”
- 互いの欠点を責め合うような葛藤した場の流れを変える”明晰性”や、気の利いた言葉がけができる”ユーモア”
などなど。
その男性の持つ「人間的魅力」に女性は魅かれ、付き合いたくなるのです。
「人間的な魅力」とは、「その人の持ち味」ということです。
どんな人間でも、「その人なりの持ち味」を持っています。
顔がイケメンじゃなくても、学歴がなくても、収入が低くても、会話下手でも、すべての人は、独自の「持ち味」を持っています。
自分の「持ち味」に気づいて、それを素直に伸ばしていけば、あなたオリジナルの「人間的な魅力」となって、元カノの前で開花させることができます。
そして、情熱、安らぎ、やさしさ、洞察力、知識、ユーモアなどなど、あなたの中に開花しているものの全て使って、元カノに表現し、与えてあげる。
そうすれば、「復縁するぞ」と鼻息荒く迫らなくても、自然と元カノがあなたのことを好きになってくれます。
男であれ、女であれ、人間として成長しようとする姿、夢を追い求めようとする姿は、とても魅力的なものである。
恋愛に必要なのは、この種の人間的な魅力である。
次に、女性が好きな男性に求めているのは、「私の気持ちや、私という人間をわかってほしい」という「共感的な理解」です。
女性は、
- 「私が今、何を感じているのか」
- 「私がこれまでどんな思いで生きてきたのか」
- 「私が、何が好きで、何が嫌いか」
などなどを「わかってくれること」、「理解してくれること」を求めているのです。
逆に、女性は好きな男性のことを「理解したい」とも思っています。
- 「あなたが今、何を感じているのか」
- 「あなたがどんな思いで仕事をしているのか」
- 「あなたが、何が好きで、何が嫌いなのか」
などなど。
女性は、あなたという人間を「わかりたい、理解したい」と望んでいるのです。
「彼が私のことをわかってくれた」そして、「私も彼のことを理解できた」という状態。
つまり、女性は、お互いの気持ちを「共感」し、「わかりあい」を積み重ねることによって、「愛しあっている」と実感するといえます。
女性にとって、ただそばにいてくれて、親密にしてくれて、感情を共有してくれることがどれほど大切かということを、男性は直観的にまったく分かっていない。
女性がいちばん求めているのは、自分の話を聴いてくれる誰かがそばにいるということなのである。
男磨き１：自分の問題点を改善する
元カノの「求めていること」を与えられるよう改善する、元カノが嫌がることはしないよう改善することができれば、自然と元カノの心身を満たす男性になれるので、復縁できる可能性が高まります。
これまでのワークで作成した「愛のキズナを見直す年表」と「彼女の別れたい理由」を参考にして、自分の問題点を改善しましょう。
自分の問題点を改善する男磨きの手順
- 自分や元カノの、どのような価値観や行動が、信頼関係を壊していたか？という問題点を書き出す
- 元カノとの関係を壊してしまう、自分の問題点に対する改善策を思いつく限り書き出す
- 書き出した改善策を、どんどん、実行する
男磨き２：自分の人間的魅力を開花させる
先ほど、女性は、好きな男性の「人間的魅力」、つまり特有の「持ち味」に惹かれ、付き合いたくなるとお伝えしましよね。
目的に向かって取り組む情熱、包み込むようなやさしさ、安らぎや安定感、洞察力、明晰性、考え方、感受性、リーダシップなどなど。
あなたが「俺には人間的魅力がある！」「僕の持ち味はこれだ！」と自分の強みを自覚できていれば、自信を持って元カノにアプローチすることができます。
次のワークを実践して、あなたの人間的魅力を自覚し、その魅力を最大限に生かして、復縁を成功させましょう。
自分の「人間的魅力」を開花させるワーク１
- ノートとペンを用意して、あなた自身が、自分の魅力だと思うことを、すべて書き出す
- 「自分の魅力とはどんなところだろう？」「自分の良いところは？」「長所は？」、これだと誇れることを、自分の心に問いかけながら書き出す（※他人と比較せず、あなた自身が、自分のこんなところが好きだ！と思うことを書き出しましょう）
- 自分の魅力が明確になったら、日常生活のすべての場面で、自分の人間的魅力を活かしながら、他人を喜ばせる行動をする
※人間的魅力の例：
- 約束や時間を守る律儀なところ。
- 我慢強く、粘り強く、課題に取り組むことができる。
- ラーメン、焼肉、イタリアンなど、おいしいものが大好きで、グルメにくわしい。
- のんびり屋で、他者に安心感や癒しを与えることができる。
自分の「人間的魅力」を知るためには、他人に聞いてみるのもいいです。
「他人のことならわかるのに、自分のことはわからない」ということは、私を含め、多くの人が感じることだと思います。
他の人に、あなたの印象や雰囲気について、どのような人物に見えるかについて、質問してみましょう。
自分の「人間的魅力」を開花させるワーク２
- 身近な家族、友人に、あなたの印象や雰囲気について、どのような人物に見えるかについて、質問してみる
- 「バーでたまたま会った人」「偶然、相席になった人」など、身近ではない、初めて会った人に、あなたの印象や雰囲気について、どのような人物に見えるかについて、質問してみる
- 「もしかして、これって自分の魅力かも？」と思えるものがあったら、日常生活のすべての場面で、それを意識しながら、他人を喜ばせる行動をする
自分ではわからないけれど、他の人は気づいている「まだ見ぬ、あなたの人間的魅力」について知ることができます。
また、「やっぱり、自分って、他人からみても○○なんだ！」と、改めて自分の人間的魅力について確信することができ、オリジナルの持ち味を発揮しやすくなります。
男磨き３：自分のネガティブスキーマを自覚する
私のカウンセリングの経験から見えてきたのは、
大半の「元カノと復縁したい」と望む男性は、「自己肯定感」が低く、「ダメな自分を認めてほしい」という「承認欲求」が強い傾向がある
ということです。
つまり、自信のなさやコンプレックスを自分で改善できないから、相手の女性を束縛したり、復縁することで、自分の心の安定を保とうとするのです。
実は、その人の、自信のなさやコンプレックスは、幼少期から大人になるまでに作られた、１８個の「ネガティブな考え方」、心理学の専門用語でいうと１８の「早期不適応スキーマ」が影響しています。
スキーマ（深いレベルの思考）とは、その人なりの「物の見方」「価値観」「信念」「思い込み」「理想（べき）」のこと
です。
例えば、
- 「自分は誰にもわかってもらえない」
- 「私は愛されない人間だ」
- 「自分はダメな人間だ」
- 「人なんて信じないほうがいい」
- 「人に嫌われたくない」
- 「自分の素直な感情を出してはならない」
といった、過去から現在に至るまでの、親、学校の先生・友人など、「人との関わり合いの中で作られてきた深い思いや価値」のことです。
自分が、１８あるうちの、どのような「ネガティブな思考（早期不適応スキーマ）」に囚われているのか？
それを自覚すれば（認知が変われば）、行動も変わるので、
- 自己肯定感が高まる
- 自分のネガティブな思考に左右されず、ありのままの元カノがわかるようになり、相手の心理に寄り添いながらアプローチできる
- 仕事の集中力が高まり、成果が出る
- 他者の気持ちに配慮した、思いやりのあるコミュニケーションができるようになり、対人関係が良くなる
復縁はもちろん、仕事も、対人関係も、人生のすべてがうまくいくようになります。
上記のとおり「スキーマ」という概念自体は、発達心理学や認知心理学といった基礎心理学で構築されたものであるが、ヤングは、人生の早期に形成され、形成された当初は適応的であったかもしれないが、その後のその人の人生において、むしろ不適応な反応を引き起こすスキーマを「早期不適応スキーマ（early maladaptive schema）」と名づけた。
ネガティブスキーマを自覚するワーク
それでは、「ネガティブスキーマを自覚するワーク」をあなたも実践していきましょう。
「ネガティブスキーマを自覚するワーク」
- ノートかスケッチブックを用意して、年表の枠を作る。左から、「いつ」「どのような出来事だったか」「どのような体験だったか」の順に３分割する（※パソコンで同じように作成してもオッケー）
- ０歳～２０歳までの「いつ」「どのような出来事だったか」「どのような体験だったか」を細かく書き出して、自分の「人生の年表」を作る
- 年表作りが全て完了したら、じっくり読んで、「僕って、たくさんの体験をして、一生懸命生きてきたんだなー」と自分を抱きしめる感覚で味わう
- 次に記載する、１８のネガティブスキーマを参照に、自分の早期不適応スキーマを明らかにする
１８のネガティブスキーマ（早期不適応スキーマ）
１．見捨てられスキーマ（※「人は自分を見捨てていく存在だ」「自分はいつも人に見捨てられる」というスキーマ）
２．不信・虐待スキーマ（※「人なんか信じてはならない」「うっかり信じたらひどい目にあうにちがいない」と、他者に向けて「不信」の目を向けるスキーマ）
３．「愛されない」「わかってもらえない」スキーマ（※「人は自分を愛してくれない」「私は人に愛される存在ではない」「誰も私のことを理解しようとしてくれない」「私の気持ちは誰にもわかってもらえない」というスキーマ）
４．欠陥・恥スキーマ（※「自分は人間として欠陥のある存在だ」「自分は根本的にダメな人間だ」という「自分は欠陥人間だ」というスキーマに、「そういう自分は人間として恥ずかしい存在だ」という「恥」の感覚が合わさったスキーマ）
５．孤立スキーマ（※「自分は変わり者だ」「自分は誰とも似ていない」「自分は変人だ」「自分は誰とも交われない」と考えるスキーマ）
６．無能・依存スキーマ（※「自分は無能だ」「自分はできない人間だ」と自らを「無能である」と感じるスキーマ）
７．「この世には何があるかわからないし、自分はそれらにいとも簡単にやられてしまう」スキーマ（※「自分の身に、いつ、どんな恐ろしいことが起きてもおかしくない」という思い、そして、「そんなことが起きたら、自分は弱いからそれに太刀打ちできない」が合体したスキーマ）
８．巻き込まれスキーマ（※「誰かの考えが自分の考え。誰かの感情が自分の感情」「あまりにも他者と一体化しているので、自分が何者だかわからない」「自分は自分を生きていない」といったスキーマ）
９．失敗スキーマ（※「自分は何をやっても失敗してしまう」「やったって、どうせ失敗する」というように自分の行動をことごとく「失敗」に結びつけて考えてしまうスキーマ）
１０．服従スキーマ（※相手に「嫌われたくない」「見捨てられたくない」「攻撃されたくない」と思うあまりに、自分の欲求や感情はさておいて、相手に服従してしまうスキーマ）
１１．自己犠牲スキーマ（※「自分よりも相手を優先するのは当然のこと」というスキーマ。相手の喜びを増やし、相手の悲しみを減らすために「自分が何とかしなければならない」と感じる）
１２．「ほめられたい」「評価されたい」スキーマ（※このスキーマの背景には、「他人から評価されれば自分はOK、されなければダメ」「自分の価値は他人からの評価次第」といった思いがある。それが「褒められたい」という思いとして結びついたスキーマ）
１３．否定・悲観スキーマ（※人生や物事の否定的な面ばかりを捉え、悲観するスキーマで、いわゆる「マイナス思考」のこと）
１４．感情抑制スキーマ（※例えば、「怒りを感じてはならない」「楽しんではいけない」といった特定の感情を抑制するスキーマ。また、「感情を感じてはならない」と、感情全般を抑制しようとするスキーマ。「人に自分の感情を知られてはならない」感情を外に出すことを抑制するようなスキーマ）
１５．完璧主義的「べき」スキーマ（※物事に取り組む際に、非常に高い基準を設定する。その基準をクリアするよう「できる限りに努力すべきだ」「手抜きしてはならない」と追い詰めていくのがこのスキーマ）
１６．「できなければ罰せられるべき」スキーマ（※人生には「うまくいかなかった」「失敗してしまった」ということがたくさんある。このスキーマを持つ人は、「そういう場合、人は罰されるべきだ」と信じている）
１７．「オレ様・女王様」スキーマ（※「自分は他人と違う特別な存在だ」「他人が守るべきルールでも、自分だけは破っても良い」「他人より優位に立ちたい」「自分がやりたいようにやるために、他人を利用しても構わない」というスキーマ）
１８．「自分をコントロールできない」スキーマ（※「やりたい時にやりたいことをやりたいようにやりたい」「欲しいものは今すぐ欲しい」「我慢したくない」「心ゆくまでダラダラしたい」というスキーマ）
| いつ？ | どのような出来事だったか？ | どのような体験だったか？ |
| ０〜３歳 | 父、母、私、妹、の４人家族。父は仕事が忙しかったが、土日は家にいて遊んでくれた。母は専業主婦で、私の養育は、母が中心に行っていた。 | はっきりと記憶がない。母がきっちりとした人であったが、自分は、割と自由に過ごしていたように思う。父の転勤で横浜から三重に引っ越したが記憶にない。 |
| ４歳 | 妹が生まれる。母が入院中、父も仕事で忙しかったため、祖母の家に１週間ほど預けられる。 | 母と長く離れることが初めてで、とても寂しかった。 |
人生の年表を作るときのポイント
- ２０歳以降の出来事は、「特に印象に残っている体験」があれば、書き出す
- 傷つき体験も、しあわせ体験も、印象に残っているものは全て書き出す
- 同時に、しあわせスキーマも、自分オリジナルの名称をつけて、明らかにする
男磨き４：「共感力」で元カノの気持ちがわかる男になる
共感とは、相手の気持ちをありのまま受け止めて、理解することです。
- 「ぜんぜん連絡くれなくてさみしい」
- 「今日、あなたに会えて本当にうれしい！」
- 「私が気にしていることを、わざわざ指摘してムカつく！」
このような、相手のさみしい、うれしい、心地よい、激怒、混乱、不安、悲しいといった様々な感情を、ありありと感じ取ることを共感といいます。
その人の体験や感情は、その瞬間に生まれた、世界でたったひとつのものです。
もしあなたが未体験の、わからない感情であったとしても、そのかけがえのない感情に敬意を持ち、相手の心を丁寧に思い描くよう努力すれば、十分想像が可能です。
その営みが共感なのです。
聞くは耳にとどまり、心は符にとどまる。気なる者は虚にして物を待つ者なり。 ただ道は虚に集まる。
中国の哲学者、荘子は、共感するためには自分という存在すべてで聞くことが要求されると述べています。
元カノが求めている「共感力」を磨くために、家族、友人、職場の人など身近な人はもちろん、婚活パーティー、合コンなどに出かけ、たくさんの女性に、次の「共感力を高める５つの傾聴術」を実践しましょう。 「共感力を高める５つの傾聴術」 共感とは、自分以外の人の経験を敬意とともに理解することだ。 中国の哲学者、荘子は、共感するためには自分という存在すべてで聞くことが要求されると述べている。 「これを聞くに耳を以てすることなく、これを聞くに気を以てせよ。聞くは耳にとどまり、心は符にとどまる。気なる者は虚にして物を待つ者なり。ただ道は虚に集まる。」 ここからの段階で最も大切にしてほしいこと、復縁を成功させるたった１つの原則は、 元カノに対して、心から「関心」を向けて、（良い部分も悪い部分も含めて）ありのままを「尊重」し、自分のあらゆる能力を使って相手の望んでいることを与えてあげること です。 逆に、次の３つのタブーをしてしまった人は、必ず失敗しているので、絶対にしないように注意してください。 復縁アプローチの３つのタブー ドンドンドン、ドドーンドン、ドンドンドン、ドドーンドン 女性は、「いつも自分“だけ”のことを見ていてほしい」とう願望があり、どんなささいな事柄であっても、「自分に関することを”覚えてくれている”男性」に親しみを感じ、心を開きます。 つまり、「記憶の達人」とは、元カノに関することを覚えておき、その覚えていた事柄をメールや会話で伝える技術です。 次に、「記憶の達人」の３つのテンプレートを紹介するので、あなたも、元カノのことを心に思い浮かべながら、贈る言葉を考えて、実際に伝えてみましょう。 「記憶の達人」の３つのテンプレート と元カノにメールする とLINEで伝える とメッセージしてみる 復縁のアプローチとして、「元カノの誕生日におめでとうメールをしよう」と意気込む男性は多いです。 ですが、誕生日のような一般的なことではなく「あなただけが感じて、覚えていること」を元カノに伝えると効果大です。 それをされた女性は、「私と一緒にいないときも私”だけ”を”特別”に気にかけてくれていたんだ」と、あったかい気持ちになり、あなたへ好感を持つようになります。 こんな風に、じわりじわりと、女性心理を満たし、彼女を振り向かせちゃってくださいね。 女性は、自発的に他者を手助けすることを大事にします。 よく「女の子は下の子の世話をよくしてくれるから、安心」「お姉ちゃんが下の子の面倒をみてくれるから次の子を産みなさいよ！」という声を聞きますよね。 これは、男性とは違い、女性に、「他者の世話・手助けをする」という性役割が期待されているからです。 なので、元カノのに対して、思い切って相談・頼みごとをして手助けしてもらいましょう。 次に、「相談・頼みごと」アプローチの事例を２つ紹介します。 あなたも、２つの事例を参考にしながら、元カノにどんな相談・頼みごとをすればいいかを思い浮かべて、実践しましょう。 １．「元カノ”だけ”にしかできないこと」を手助けしてもらう ※元カノとのLINE・電話・実際に会って食事した際の会話で、以下のように相談・頼みごとをして手助けしてもらいましょう。 男の後輩の扱いには慣れてるけど、女の子だから難しいんだよね。もしよければ、どうしたらうまくいくか、女性目線のアドバイスもらえないかな？ 「元カノにしか解決できない」というニュアンスを入れて相談し、張り切って、気持ち良く手助けしてもらうことがポイントです。 「もしよければ」という一言を入れると、押し付けがましさが軽減され、元カノの状況に配慮していることが伝わります。 ２．「元カノが得意なこと」を手助けしてもらう どこか◯◯ちゃんのオススメのお店を教えてもらえないかな？お店のセレクトに関して、◯◯ちゃん以上に信頼できる人がいなくてさ(T ^ T)忙しいのにごめんね。よろしくお願いします(^O^)／ 「オシャレで美味しい店をたくさん知っている」という「彼女の得意な分野」に関して相談すると、元カノのやる気が高まります。 「元カノ以上に頼りになる人がいない」という特別感を出すことによって、さらにやる気が高まり、気持ちよく手助けしてもらえます。 １．メールの返信や電話に出てくれたお礼を「理由」に誘う なんか、久しぶりに明るいメッセージをもらって逆に僕が元気をもらったよ。 もしよければ、一緒に食事にいかない？ 今日のお礼っていうか、もしよければ、◯◯ちゃんが好きだったパンケーキ、ご馳走させてよ(*^_^*) ２．頼みごとのお礼を「理由」に誘う この間は相談にのってくれてありがとう( ^ω^ ) ◯◯ちゃんに教えてもらった通りに、後輩の言い訳や気持ちを丁寧に聞いてあげたよ。 そうしたら、「今までごめんなさい。これからは頑張ります！」と前向きに受け入れてくれたよ！ ◯◯ちゃんのアドバイスのおかげで、俺のストレスもなくなったし、後輩からも信頼されるようになって、本当に嬉しいよ！ もしよければ、親身に相談にのってくれたお礼にご飯をご馳走させて！ 結論から言うと、「実際に対面しての会話」のほうが、「LINE （メール）」や「電話」よりも、お互いの気持ちが伝わりやすいです。 なので、「電話」や「実際に対面しての会話」を積極的にするようにして、関係を深める、デートに誘うようにすることが復縁成功のコツです。 コミュニケーションには、 など、いくつかの形式があります。 これらのコミュニケーションの中では、２種類の情報がやり取り、交換されています。 １つ目の言語情報は、文字として記述できるコトバのことをいいます。 ２つ目の非言語情報は、声のトーン、顔の表情、体の姿勢や動き、その場の環境の中で起こることすべてを言います。 例えば、「お礼にご飯ご馳走するからどうかな？」という言葉は、文字として記述できる言語情報になります。 そして、男性が「お礼にご飯ご馳走するからどうかな？」という言葉を話している時の、弾んだ声のトーン、笑った表情、堂々とした姿勢は、言葉以外のやりとり、非言語情報になります。 コミュニケーションの中では、この２つの情報が発せられています。 そして、その情報量の比率は、言語情報は１割以下、非言語情報は９割以上です。 つまり、人は、コミュニケーションにおいて、文字として記述できる言葉よりも、声のトーン、表情、姿勢や手の動きから、相手の気持ちや思いを推測し、受け取っているということです。 としたときに。 当たり前ですが、実際に対面しての会話のほうが、LINE （メール）や電話よりも伝わりやすい、となるわけです。 なので、 元カノとLINEのやりとりができるようになったら、電話に切り替えて、会話する機会を増やす。 電話できるようになったら、実際に対面して、会って話をする機会を増やす。 を、どんどん実行して、「愛のキズナ」を深めていくようにしてください。 さらに詳しいLINEの送り方や連絡の仕方について知りたい場合は下記の記事を参考にしてくださいね。 ☟☟元カノへのLINE、連絡の仕方をもっと読む☟☟ ここからの復縁アプローチは、「通常の片思いのアプローチ」と同じです。 具体的で、詳しいアプローチ方法については、次の２つの記事を参照してくださいね。 ☟☟元カノへのデート、告白などアプローチ術をもっと読む☟☟ この女性の「プロセス主事」を大事にしてアプローチしていけば、自然と二人の信頼関係が深まったタイミングで告白すれば、復縁できます。 それでは、女の「プロセス主義」とはなんぞや？ということなのですが。 多くの男性は、元カノと接点を持つことに成功したら、「一気に」「ピーク！最絶頂」に恋愛感情が盛り上がります。 一般に、男性は「競争」に勝ち、「自らの力」だけで「目標達成」することが「男らしさ」であると育てられます。 なので、”元カノを自分のものにする”という「ゴール達成」のために一気に畳み掛けます。 「元カノとは一度付き合っていた間柄だからすぐにうまくいく」 という錯覚におちいり、すぐに告白して振られてしまうパターンよ！ このような男性目線のアプローチだと絶対にうまくいかないので、元カノの気持ちに寄り添いながら、女性目線で進めていくことが重要です。 女性は、身近な人と自分との「関係」を大切にし、人々のあいだの「共感」や「和合」を大切にし、ものごとを共有（シェア）していく「プロセス」を大切にします。 男性とは違い、女性にとって、ゴールに到達することはそれほど重要ではありません。 むしろ、「プロセス」を大切にする女性は、日々のメールやデートの会話で、どれだけお互いの気持ちがわかちあえるか（共感）を重視します。 など、日々、男性といろいろなことを共有していく「プロセス」で、ゆっくり、じょじょに、恋愛感情が高まります。 わかりやすく言うと、 女性にとって、恋愛は「１回きりの勝負、ワンマッチ戦」ではなく、「何度も戦いを重ねていくトーナメント戦」 だということ。 このように、デートや連絡を重ねていき、最終的に「付き合いたい」と恋愛感情が高まっていく感じです。 そして、もし、二人の信頼関係が深まり、元カノがあなたに恋愛感情を抱いているなと感じたら、 と明確に、簡潔に告白しましょう。 という、以前のつきあいに対する言葉をいれるとなお良しです。 さあ、ここまで、数々の苦難をくぐりぬけて、よく頑張ってきましたね。 復縁、おめでとうございます！ 多くの男性が、「不安で苦しいから復縁してほしい」「復縁して、もう一度自分を認めてほしい」など、元カノの気持ちに配慮せず、”自分に関心を向けてもらうこと”のみを要求する態度で復縁を迫り失敗しています。 一方、復縁成功しているひとは、失恋をキッカケに、”自分に関心を向けてもらう”「無関心」な態度を改善し、元カノへ心からの関心を向けて、相手が望んでいるものを与える愛のヒーローに成長しています。 今回、ここまで長い記事を最後まで読んでくださったあなたは、本気で自分を変えて、元カノをしあわせにしたいと思っているはずです。 ぜひ、復縁する２つの成功法則を身につけ、７つの超実践的ステップを行動に移し、好きな女性の愛のヒーローになってくださいね。 感謝と愛を込めて 永峰あや
ステップ６．元カノの心を引き寄せるLINE連絡の仕方
復縁アプローチを成功させるたった１つの原則と３つのタブー
「記憶の達人」になって元カノの心を開く
誕生日メールにこだわる想像力のないクソ男
元カノに相談・頼みごとをして手助けしてもらう
返信や手助けへのお礼を「理由」に食事に誘う
＊復縁コミュニケーションの９対１の法則
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まとめ
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