こんにちは。永峰あやです。
「もう直ぐ30歳になりますが、女性と付き合ったことがありません。当然、セックスもしたことがありません。それがコンプレックスで、婚活にも踏み出せないのですが、どうしたらいいですか?」
「彼女が欲しくて、街コンに参加してます。でも、緊張して全然うまくいきません。僕は27ですが、恋愛経験がなく童貞です。童貞ということが相手の女性にバレたら…と思うと、怖くて一歩踏み出せません」
「正直に言います。僕は彼女なし、童貞です。周りに、彼女ができて、どんどん結婚していくのを見ると焦ります。まずは、風俗で童貞を捨てた方がいいのかもと悩みますが、そんな勇気もありません」
「性」について、ましてや、自分が「童貞」である悩みは、誰にも話せず、苦しいですよね。
大人になったのだから、好きな女性と付き合って、セックスしたい!でも、それが叶わないまま、時間だけがどんどん過ぎていくと、焦るし、不安になりますよね。
でも、よく、思い切って私に打ち明けてくれましたね!そんなあなたの不安や焦りをがっちり受け止めて、今日も丁寧に回答していくぜ!
今日は、童貞を卒業したいのに、どうしたらいいかわからず孤独に悩んでいるあなたへ。
・「初セックスしたい」世界に一つだけのチンポを愛し、童貞卒業する極秘メソッド
についてお伝えします。
もし、あなたがこれを知らなければ…
「童貞であることは恥ずかしい」「女性とセックスできない自分はダメな人間だ」と自分を責め続けることになります。
正しい知識を知らないがゆえに、劣等感がつのり、セックスできるせっかくの機会を逃してしまいます。
でも、もし、あなたがこれを知ることができたら…
童貞である自分に劣等感を抱くことがなくなり、積極的に「性活」することができます。
相手を思いやり、自分も満たさせる、実りあるセックスをして、童貞を卒業することができます。
これさえ読めば、あなたの複雑な気持ちが楽になり、彼女もあなたも喜ぶ初セックスができること間違いなし!
なので、最後までしっかり読んでくださいね。
目次
なぜ、あなたは童貞を卒業できないのか?
あなたは、女性と付き合いたい、セックスをしたい、それなりに幸せな結婚がしたい!そう思って、自分磨きをしたり、恋活、婚活をして頑張っていますよね。
でも、なぜ、あなたが一生懸命がんばっているのに、女性とセックスできず、童貞を卒業できないのでしょうか?
それは、「誰でも生きていれば、自然に童貞卒業も結婚もできた」という社会システムが崩壊してしまったからです。
つまり、少し前までは、「社会のサポート」があったから、「本人の努力」は必要なく、童貞卒業ができた。
でも、今は、その「社会のサポート」体制が崩壊してしまったから、童貞卒業は「個人の責任」の時代になってしまい、かなり難しくなっているのです。
ですから、あなたが童貞卒業できないのは、あなたの責任ではなくて、「社会が変化したこと」に問題があるのです。
だから、どうか、「周りは童貞卒業できているのに、俺はできないダメな人間だ」と責めないでくださいね。
それでは、どのように社会が変化して、童貞卒業サポートシステムが失われていったのか?
あなたが、正しい方法で童貞を卒業するために、その歴史的変遷について説明するので、このまま読みすすめてくださいね。
明治以前までの童貞卒業システム「夜這い」
明治以前は、ムラ共同体が、その若者が、いつ、どこで、どの女性と初セックスするのかについて決めていました。
一般に農村部や漁村部などには、集団生活を行う中で社会性を養っていく「若衆宿」という組織がありました。
若者は、15歳ぐらいになると、この「若衆宿」に入ります。そこで、共同作業や集会を通して、年長者から、生きていく上で大切な礼儀やルールを学んだのです。
そして、この「若衆宿」は、村落内における婚姻の規制や承認を行い、「夜這い」に関しても一定のルールを設け管理している組織でした。
「夜這い」とは、「夜中に女性の寝ているところに忍び込んで、セックスすること」を言います。
ええ?!そんなことしていいの?!現在なら、犯罪になってしまいますが、当時は、村落内で公認されたことだったのです。
もちろん、当事者である、夜這い「する側」も「される側」も、そして、その家族も合意した上で行われていたのです。では、どのように行われていたのか?
まず、リーダーである年長者が、セックス未経験の若者に、具体的なやり方を教え、「夜這い」を指示します。
そして、初めての性交相手の元に一緒に同行し、「筆下ろし」つまり「童貞卒業」が行われました。
「筆下ろし」のための、初めてのセックス相手は、夫と死別して、再婚せずに暮らしている女性が選ばれるのが主流でした。
また、この「夜這い」は必ずしも「自分が好きな相手」が選べるわけではなく、村落内の身分や立場によって、その男性に合う女性が選ばれるような仕組みになっていました。
このように、「童貞卒業」は社会のシステムとしてサポートされており、誰でも一定の年齢になれば初体験できるようになっていたのです。
もし、あなたがこの時代に生まれていたら、悩むことなど全くなく、自動的に(半強制的と言ってもいいかも)初セックスを体験し、童貞卒業していたはずです。
明治以降~戦後直後までの童貞卒業システム「お見合い結婚」
明治以降、「夜這い」は、西洋の思想の影響を受けた教育者などから、「よくない因習だ!」と倫理的な批判を受け、衰退していきました。
そして、戦後直後あたりまでは、親、親戚、近所の人、職場の関係者が、その人に合った相手を紹介する「お見合い結婚」が主流になります。
私の祖母もそうですが、親戚同士が本人抜きの話し合いで勝手に決め、夫となる祖父に会ったのは結婚式当日というのも珍しくありませんでした。
そして、この「お見合い結婚」が「夜這い」に代わる、童貞卒業サポートシステムになりました。
明治以前:セックス→結婚 ※セックスと結婚は別々
明治以降~戦後直後:セックスと結婚がワンセット
になり、「お見合い結婚した相手と、新婚初夜に、お互い初セックスして、童貞と処女を卒業する」という形に変化したのです。
また、この時代では、若者同士の恋愛は「純潔に反する」として禁止されていました。これも、今ではびっくりハットンなことですよね〜。
このように、この時代も、「童貞卒業」は「お見合い結婚」制度という社会システムのサポートがあったため、誰でも一定の年齢になれば初セックスできるようになっていたのです。
もし、あなたがこの時代に生まれていたら、童貞で悩むことは当然なかったのです。
※次回のブログ記事「初セックス、童貞卒業パート2」で、これ以降の童貞卒業の歴史、
①1965年以降「恋愛結婚」が主流に。「ロマンティック・ラブ・イデオロギー」の誕生と童貞卒業システム
②1980年以降「童貞卒業」が「個人の責任」とされる時代へ
について説明します。
アクションプラン:自分を知る〜自分の「男の性」を知り大切にする〜
それでは、最後に、あなたが、初セックスをして、童貞を卒業するためのアクションプランを紹介します。
方法1:童貞卒業できないのは、「自分がダメ男だから」と責めるのをやめて、男としての自分を大切にする
繰り返し伝えてきましたが、童貞卒業できないのは、あなたの責任ではなく、「社会の変化」が問題なのです。
ですから、自分を責めて、罪悪感や劣等感を抱くのは今日でおしまい!僕のチンポは世界に一つだけの花なんだ!と大切に愛してあげましょう!
方法2:自分を知る。自分の「男の性」について知って、自分を大切する
童貞は、恥ずかしいことでも、忌み嫌うものでもありません。
自分の性を肯定して、大切にすることができなければ、相手の女性を大切にすることはできません。
そのために、男性としての「性」に関する正しい知識を身につけてください。
巷では、「風俗で捨てればいい」「出会い系サイトで知り合った女ととりあえすやっちゃえばいい」「ナンパしてホテルに連れ込む方法」など様々な情報があります。
その多くが、自分の性も、相手の性も大切にしていない、間違った情報です。
あなたには、正しい知識を身につけて、自分も大切に、そして相手も大切にする実りあるセックスをしてほしい!そのために、私がこれまで読んだ、男性の「性」に関する良書を紹介します。
次の4つの本は、あなた自身の「性」も、そして相手の女性の「性」も大切にすることを前提に書かれている、安心で安全な、素晴らしい本です。
アマゾンや本屋で簡単に購入できるので、ぜひ、読んでみてください。
※すべて、自分の「性」の体験について真剣に向き合った男性の著者によって書かれたものなので、童貞に悩むあなたの心に、優しく響くものだと思います。
また、正しい知識と理論に基づいて書かれているので、とても勉強になります。
・『男子の性教育 柔からな関係づくりのために』村瀬幸浩(大修館書店)
著者の村瀬さんは、ご自身が若い時に、性に関する知識がないことで、奥さんとの関係やセックスがうまくいきませんでした。
そこから、夫婦手探りで話し合い、やりとりを重ね、「性」について知ったことを、学校の生徒たちに教える(保健体育の先生をされていた)というところからスタートされています。
男子の性的無知、性的無理解、性への思い込みや偏見が女子との関係性を損なう大きな理由の一つであると、20年以上前から考え、「男子にも性の学びを」と教えらてきた村瀬さんの本をぜひ読んでみてくださいね。
・『男子の貞操 僕らの性は、僕らが語る』坂爪真吾(ちくま新書)
著者の坂爪さんは、「僕らの射精に導くのは、一体”誰の手”なのか?」と、想像もしたことがない切り口から、男性の「性」について問いはじめるので、好奇心を持って読み進めることができます。
また、女性の生理は「ケア」の対象であるのに対し、男性の射精は「処理」として扱われてきた。
そのような「射精」に対して、坂爪さん流の、新しい見方を取り入れているので、あなたの「性」を捉え直す、素晴らしい機会になると思います。
射精以外にも、自慰、童貞、恋愛、初体験、性風俗、結婚についても興味深い内容が書かれているので、あなたの「性」を肯定するために、必見です。
・『決定版 感じない男』森岡正博(ちくま文庫)
著者の森岡さんは、生命学の提唱者であり、哲学者です。そして、この本は、森岡さんが、自分の性体験、心の内側から起こってくる感覚をありのまま観察したことが綴られています。
私は「不感症」で「感じない男」だから、ミニスカートに欲情してしまうのではないか?
私は、根本的には「自分の男としての体を汚い」と思っていて、自分の体を自己肯定できていないのではないか?
と、自分を深く掘り下げて、「男の性」に切り込んでおり、とても考えさせられる本です。「僕と同じ!」と共感するのものがあるかもしれないので、ぜひ読んでみてください!
・『ルポ 中年童貞』中村淳彦(幻冬舎新書)
ノンフィクションライターの中村さんが、「過剰なプライドの高さ」「強固な処女信仰」「コミュニケーション不全」を持つ「中年童貞」の問題について、切り込んだルポルタージュ。
・オタクが集うシェアハウスで理想の女の子の絵を描き続ける32歳の中年童貞
・容姿への自信のなさから同性愛を選択した36歳の中年童貞
・AV男優に採用されたけど女優に嫌がられセックスできないまま自殺した33歳の中年童貞
様々な中年童貞の事例を通して、自分がこじらせた童貞になっていないかを、確認するきっかけにしてみてください。※漫画も出版されてます!
方法3:相手を知る。相手の女性の「性」や「心理」について正しい知識を身につける
あなた自身の「男性の性」について知ることができたら、今度は、相手の女性の性や心理について正しい知識を身につけましょう。
これらに関しては、私の「恋愛心理技術メルマガ」で情報配信しています。ぜひ登録して、情報を受け取ってくださいね!
※すごい題名ですが、安心、安全、わかりやすいものです笑
以上、「初セックスしたい」世界に一つだけのチンポを愛し、童貞卒業する極秘メソッド」についてお伝えしました。
今日はこのへんで、バイビー。
永峰あや