今回は、2019年4月14日(日)19時半から東京の某所で初開催された
第一回「僕らの恋愛Bar」について、レポート!
私と一緒にチーママとして参加してくれた、ダメ恋愛コンサルタントのたかだまなみさんと一緒にお送りしていきます!
イエーイ!皆さんのお悩みが少しでもよくなるよう頑張ります!
よろしくお願いします♫
関連動画:男同士で誰にも言えない本音・弱音を語る「僕らの恋愛Bar」No.001前編
関連動画:本当の愛の話をしよう「僕らの恋愛Bar」No.001後編
目次
『僕らの恋愛BAR』を開催したワケ
突然ひらめいてこのBARをやろうと決めて、メルマガで参加者を募集させて頂いたんです。
「初めてだし、誰も来なかったらどうしよう、、、」と思っていたんですが。
速攻で席が埋まりました!(笑)
みなさま、ありがとうございます!!
素晴らしい!
当初は5名様募集ということだったんですけど、ど〜うしても参加したいという方もいらっしゃったので、椅子をかき集めて、、、(笑)
ちょっと狭かったですかね(笑)
でも、いい雰囲気でしたよね。
ホント、弱さも包み隠さず話せた、充実した時間でした。
ところであやさん、今回なぜ『僕らの恋愛BAR』をやろうと思ったんですか?
毎日、メルマガ読者のみなさんから、
- 「永峰さんに直接相談したいです」
- 「あやさんに悩みを聞いて欲しいです」
- 「今の自分のやり方であってるのか、永峰さんに聞いて確認したいです」
といったメールをたくさんいただいていたんです。
それで、悩みも仲間で共有し、楽しく解決していけるような場を作ろうと思ったんです。
そうだったんですね!
あやさんが呼びかけた結果、行動力溢れる方々が来てくださった、というわけですね。
まずは乾杯!リラックスしながら喋り始めます♫
まずはみんなで自己紹介をしました。内容は、
- お名前
- 今日呼ばれたいニックネーム
- 今やっている仕事
- このBARを知ったきっかけ
- 最近あった、良かったことのシェア
でした♫
私の自己紹介は、、、
「こんにちはたかだまなみです。ガンダム好きなのでまなダムと呼んでください。
仕事は恋愛・婚活コラムニスト/ダメ恋愛コンサルをやってます。
あやさんとイベントで知り合ってからは「記憶を無くし、果てるまで飲み続ける」仲間です。
最近あったイイことは、大手コンドームメーカー相模ゴムさんのキャンペーン「二人のデート代おごります」に当選して、20万円いただいたことです。
よろしくお願いします!
20万すごっ!!
っていうかいろいろ情報が渋滞してる自己紹介ですね!
そんな褒めなくてもぉ〜!
、、、こんな感じで自己紹介を進めていきました。
普通に生きていると、気の合う人だけとしか会わないし飲まないじゃないですか。
このBARでは皆さんの持つ「悩み」を通じて普段、絶対出会えない人たちとも会えたし、しかも家族関係などかなり深いところまで話し合えたので「人間の面白さ半端ない、最高かよ!」と思いましたね。
私の感想なんですが、男同士でこんなに自分の内面をさらけ出せる場所って、他にもあるんですかね?って思いました。
いや〜、ほとんどないですよね。
新橋の飲み屋で男同士飲んでても、絶対に話せないようなことでしたよね。
マウンティングや否定もされないし、茶化されたりもしないし。
BARの翌日、参加者の方から「あんな会、初めてです!」とすぐに感想をいただけました。
イイ時間を提供できたなら私も嬉しいです!
ウレピーですよね!
皆さんの職種もいろいろ、バラバラでしたよね。
かなーり特殊な職種の方もいたし、、、(笑)
サラリーマンもいらっしゃったし、公務員や芸術家を自営業でこじんまりやってる人から、大々的に店舗経営をされている方までいらっしゃって、ごちゃまぜ感満載で面白かったですね。
20代から40代の幅広い年齢の男性たちにお集まりいただきました。
BARなのでお酒もたらふく飲みながら、美味しいもの食べながら、一人一人にフォーカスして、じっくり話してもらいましたね。
では、実際にどんな話が出たか、振り返っていきましょうか!
【相談1 ヒロさん】浮気がバレてからというもの、彼女の気持ちが離れてしまったんです、、、
まずお話してくださったのは、30代のヒロさん。
一番最初からぶっ飛ばして、重い話をしてくださいました!
会社を経営されてる、すごいイケメンな方で「なぜここにジュノンボーイが!?」って思いました(笑)
そこでまわりのみんなが一瞬、「俺、場違いなんじゃないか」とか「何でかっこいいのに悩みあるんですか」みたいな雰囲気になりましたよね。
「イケメンはさっさと幸せになれよ」みたいな(笑)
それがもうバイアス(偏見)なんですけど、、、みんな気づいて!
私のメルマガちゃんと読んで!(笑)
ですね。
皆さんちゃんとメルマガを読んで「思い込みにとらわれていたら、視野が狭くなってもったいない!」という認識をベースにしてほしいですね。
さてヒロさんのお悩みは、コチラ!じゃん!
「先日、彼女と海外旅行に行ったんですが、彼女が怒って帰国してしまったんです。その原因は、少し前に自分の浮気がバレたこと。「許せない」という気持ちが彼女の心に残っていたのか、些細なけんかから『この旅行だって浮気の罪滅ぼし?本当に反省しているの?』と言われ、その勢いで帰っちゃって、、、。
その後「取りあえず、関係は元に戻そう」と首の皮一枚繋がってはいますが、このままじゃヤバいですし、もっと彼女の心を引き寄せたいです。どうしたらいいんでしょうか。」
切羽詰まったご相談でしたね、、、。
翌日感想をメールしてくださったんですけど、実は簡単に実践できるようなテクニックが知りたかったみたいです。
どうしたら心を引き寄せられるのか、どんな言葉を言ったらいいのか、という方法が聞きたかったということですけど、そういうことをお伝えする以前の問題でしたね!
10年早いんだよ!!!(笑)
率直に言っちゃいましたね(笑)
男性って即効性のある解決法くださいって言うじゃないですか。
ねえよ!!!(笑)
ここも、太文字で書いといた方がいいですね!
ほんとですね(笑)
あやさんの言葉を借りれば、「何を言うかではなく、誰が言うか」
誰が言うかと言うのは菅田将暉のようなイケメンが言う、とかではなくて
「どういうあり方をして、どんな態度を示している人が言う言葉なのか」
ということですよね。
ですです!
ヒロさんのお悩みに、「彼女さんを変えようという気持ちは一旦置いておいて、浮気しなければ気が済まないという、ヒロさんの気持ちを探っていこう」とまなみさんが提案しましたよね。
ヒロさんは浮気相手も彼女さんも、対等にいろんな女性を愛しているというワケではありません。
愛というよりは、「いつも誰かがいないと不安、焦る」という感情が前面にあるんですよ。
それは私の大好きなAV監督で著述家の二村ヒトシさんがよくおっしゃっている「心の穴」なんじゃないかと、、、。
それで、なぜ浮気したくなるのですかと尋ねたんです。
なるほど。
あ、ちなみに私たちは浮気が良いとか悪いとか、そういう判断はしません。
頭ごなしに否定なんてことは絶対にないので、ご安心を。
私も、元メンヘラビッチなので気持ちがよくわかるんです、、、。
め、メンヘラビッチとは、、、?
女であることを武器にして、自分の承認欲を満たしている人のことです。
たくさんの男性に「可愛い、スキスキ」と言われたり、性的に見られることで「自分は女として価値があるんだ」と自分の心の穴を埋めていたんですよ。
うわ〜闇深いわ、、、!
そんなところからよく這い上がってきましたね(笑)
ひたすら自分と向き合い続けてますからね!
さて、素敵な彼女さんが既にいるのに、
「まだ足りない、空虚だ、もっと特別になりたい」と思って他の人とも関係を持つじゃないですか。
それは「今の自分では満足できない」という想いから来ますよね。
満足してたら、今の彼女さんだけ大切にしているはずですもんね。
じゃあ何が満足いかないのか、背景にあるものって何かなと聞いていくと、ヒロさんが若い時、お父様が自殺されてるんですよね。
そういう方を『自死遺族』と呼ぶんですけど。
喪失感は計り知れないですし、だからこそ誰にも話せないというのもありますよね。
あと、お父様の第一発見者だとも言ってましたね。
私だったら、ショックで私もその場で死んじゃいそう、、、。
ちなみにお若いのに、もうお母様もご病気で他界されているとか。
「誰にも話したことなかったことを今日話せた」とおっしゃってて、それだけでもすごく良かったんじゃないでしょうか。
絶望的な寂しさや欠乏感が「誰かをいつも愛していなきゃいけない!」と、まるでアルコール依存症の人がお酒を欲しがっちゃうみたいに、恋愛に嗜癖(しへき)しちゃうところがあると感じました。
聞いているだけで、私も自分のことのようで辛かったです、、、。
それに、他の参加者の方も「気軽に来たけど、こんな深い話するとこだったんだ!」と空気が変わりましたよね。
ですね。
で、小手先のテクニックをもらえると思ってたけど、全然違うぞという雰囲気に(笑)
なりましたね(笑)
最後にあやさんがヒロさんに伝えたのは
「遠回りでも、親子関係から見つめていったらどうですか」ということ。
親子関係をその他の人間関係に当てはめていくし、恋愛では特に色濃く親子関係が出るんですよね。
以前病院で勤務していたので知っているんですが、だいたい都道府県に1つは『自死遺族の会』があるんですよ。
自助グループと呼ばれていて、同じ傷つきや障害を抱えている人同士が話す場所です。
話す人はただただ、思うがままに話し、聞く人は否定も肯定もせず、ただ聞くんです。
そうする中で、自分の傷つきは一人のものじゃないと気づき、仲間の体験からヒントを得たりすることができるんです。
この話を聞いて、
「イケメンじゃん、幸せになれよ早く!」というのが、いかに偏見だったかと皆さん気づいてくださったと思います。
本当に大間違いですよね。
人には言わないだけで悩みはあるし、しかもとんでもないものが隠れていたという感じでしたね。
ずっと1人で抱えてきたと言ってましたしね。
消化不良の傷つきに、辛いけれども向き合うことで、これからのパートナーシップも変わるんじゃないかと思います。
ヒロさん、ありがとうございました!
【相談2 ジュンさん】中絶させたことに罪悪感なんです、、、
2人目はジュンさん、40代の男性でしたね。
ジュンさんも、これまた内容が濃かったですね〜。
ジュンさんのお悩みはコチラ!じゃん!
「ある女性と籍は入れていないけれど、娘ができたので一緒に暮らしていました。しかし母親である彼女が娘に精神的虐待をしているんです。「それは教育じゃなくて支配なんじゃないか」と注意したら彼女に逆上され、家を追い出されてしまって。娘にも会えないし、復縁したくてもどうにもならなくて、、、。僕はこれからどうしたら良いんでしょうか。」
うーん、ヘビー!!
よくよく聞いたら、今のお子さんが生まれる前に、他の何人もの女性を妊娠させてしまい、中絶してもらうという選択をしていたんですね。
当時はイケイケドンドンだったというのもあって、
「それは自分の子じゃないだろう、他の男の子だろう」とか、
「まあまあ、よくあることじゃん?」と軽く片付けていたとのこと。
辛い、、、。
その時は「僕が父親なんだ」という当事者意識が無かったんだけれども、実際に子どもができて、娘さんをかわいがるにつれて、「ああ、自分は何てことをしてしまったんだ」という罪悪感にかられて、
出雲大社へ行ったり、いいお寺ががあると聞いたら、行ってみたりされているそうです。
それから急に自分の子どもを救いたいという気持ちに変化して、あちこちカウンセリングを受けに行ったり、水子供養したりとか、奔走してるって言ってましたね。
スピリチュアルカウンセリング・ジプシーみたいな状況になっているのかな、という印象でした。
一生懸命、正しい答えを探しているんですね、、、。
考えが180度変わり、罪悪感に苛まれて心身が追いついていないかもしれないですよね。
でも不思議ですよね。
ある意味ずっと女性をモノ扱いしてきた人が、ちゃんと人として女性を見るわけじゃないですか。
もちろんいいことではあると思うんですけど、ちょっと苦しそうな感じがありましたね。
まだ腑に落ちてないことが、彼の中にたくさんありそうな雰囲気がありましたよね。
具体的な答えを求めていらっしゃったので、BARに来られた人たちで、アドバイスしていきました。
「人を助けるんじゃなくて、自分自身を振り返ったほうがいいんじゃないか」とか。
他にも参加者のおひとりが「自分の人生を書き出して、それをみんなの前で発表して、お互い語り合って、泣き合って、自分を見つめていく」という作業をオススメされてましたね。
人を助けようとか、人をどうにか変えようじゃなくて、まず自分じゃないですか。
まだ彼の心には届かなさそうでしたが、いろいろもがくのが大事だと思いました。
メサイアコンプレックス(『人を助ける自分には価値がある』と思いこむこと)の話もしましたね。
救世主でありたいけれど、見返りがほしい。
他人を救うことで今までの自分の罪が許されるんじゃないか、、、という気持ちがあるのかなと。
そうですね。
罪悪感を払拭したいんですよね。
でも罪悪感から許されたいと言っても、誰も許してくれないと思うんですよね。
外に答えは無いから、自分で自分を許すしかないんじゃない?というところにいってくれるといいですね。
罪悪感ってヒトコトで言うんですけど、かなり大きなキーワードだと思います。
罪悪感が自分の中の一体どこから来てて、どうすると解決に向かうのかというのを、もっと因数分解してみる必要ってありそうですよね。
それこそ、自分について書き出す、外在化するというのは大事かなという感じがしますね。
あやさんがよくやっている、『ハートの瞑想』とかもイイですよね!
瞑想したほうがいいかもしれないですね!
自分の現在地を知るタイミングが来れば、きっといい方向にいくと思いました。
ジュンさん、参加してくださって、ありがとうございました。
後編に続きます♫
次回の「僕らの恋愛Bar」は?
- 「誰にも言えない弱音を聞いてもらいたい」
- 「僕以外の人の恋愛観を知りたい」
- 「失恋、転職、、、人生を変えるキッカケがほしい」
- 「復縁するためにどう自分を変化・成長させればいいか教えてほしい」
- 「自分に自信を持ちたい」
- 「彼女が欲しい」
この記事を読んで、「僕らの恋愛BAR」に参加したいと思った人は、こちらの詳細案内ページを読んでお申し込みください。
おそらく男同士でこんなに深い話ができるのは、日本中探してもここだけです!
どうも、ラブアカデミア学長/恋愛相談師の永峰あやです。