- 元カノにLINEしても返信がないから復縁は無理なのでしょうか?
- ブロックされて完全に拒絶されたので手立てがありません。
こういったご相談、よくいただきます。
でも、未読スルー既読無視、ブロックや着信拒否されたことを不安に思う必要はありません。
2ヶ月後ブロックが解除されて復縁できた、10回ほどブロック→解除、ブロック→解除、を繰り返してやりとりしていくうちに復縁できたという人は結構よくいるからです。
男性は女性の既読無視ブロック=(イコール)拒絶のサインと捉えます。
でも、それは男性目線の考えであって、女性心理はもう少し複雑です。
実は、元カノが既読無視ブロックする行動の背景には4つの女性心理が隠されているんです。
元カノがブロックする理由には、関係を断ちたい!拒絶!以外の理由があるんです。
むしろ完全拒絶以外のケースの方が多い。だから、先ほど紹介したような、別れた後LINEブロックされても解除される、再び仲良くなって復縁できるといったことが起こります。
結論から言うと、元カノがLINEをブロックする理由は次の4つです。
- 「仮の感情」を出しながら結論を考えてる最中
- わかって欲しい気持ちをブロックで表現してる
- 長期的に支えてくれる男性に変わるか様子見してる
- 拒絶、二度と関わりたくない
目次
理由①:「仮の感情」を出しながら結論を考えてる最中
一方で女性は、会話や行動しながら、試しに色々な感情を出しながら、結論を下します。
だから、男性の場合「もう二度と関わらないと決めたからブロック・着信拒否した」となりますが、女性の場合「ブロックしたり、返信したりしながら、仲直りするか、関係を経つか決める」
ということが起こります。
男性は論理的なプロセスで決断を下しますが、女性は感情的なプロセスで決断を下します。
男性は、仮説→仮説の検証→結論、のように、理性でスピーディーに決断を下します。
論理的であるがゆえに思考スピードは速いですが、大量の情報は処理しきれません。
一方、元カノ、女性は、感情をベースに決断します。
論理的なプロセスではなく感情的なプロセスを使うと、線ではなく面で考えることになり、理性で考えるよりも多くの情報を取り扱うことができます。
「女性の第6感はよく当たる」といわれているのも、この「感情」をベースにした意思決定をしているからなんです。
ただ、女性の「感情による意思決定」は「物事の重要度を判断して最終的な決断を下す」のにある程度の手間と時間がかかります。
その時に、女性が使うのが「仮の感情を表に出す」という方法です。
自分の本当の気持ちを確認して、最終的な決断を下すために、試しに、嬉しがったり、悲しんだり、喜んだり、怒ったりしてみるというやり方です。
- わかってくれなかったあなたに対して怒りが湧いてきて、LINEをブロックする
- ひどい男と付き合った情けなさで、さらに着信拒否する
- 一人で頑張ろうと明るくなって、しばらく放置する
- 一度は付き合った相手だと情が出てきて、ブロックを解除する
- 記念日を思い出して感謝でいっぱいになって、LINEに一言返信する
- 何も反省せず復縁を懇願されて、一度でも許した自分がバカだったとブロックする
こんな風に、元カノはLINEをブロックしたり、解除したり、返信したりしがら、様々な感情を表に出して、最終的な決断を出そうとします。
別に元カノは、演技をしているわけではないし、わがままや気まぐれなわけでもありません。
ブロックしながら、解除しながら、返信しながら、試しに、怒ってみる。試しに明るくなる。試しに感謝してみる。そんなふうに、いろいろな感情を「試して」みているんです。
これを何度か繰り返した結果、「これは今の自分にしっくりくる感情だ!」と元カノが気づいた時、その感情を元に「復縁する」あるいは「友達になる」あるいは「完全に関係を経つ」か決断を下します。
別れた後、返信があったのに急にブロックされたり、1ヶ月後自然と解除されたりなど、元カノの行動の変化に翻弄されてしまったことってありませんか?
論理的プロセスでしか考えられない男性は、そうした女性の心理や行動に戸惑うはずです。
でも、元カノは「仮の感情」を出しながら僕との関係をどうするのか考えてる最中なんだ!と捉えて、焦らずに対応しましょう。
理由②:わかって欲しい気持ちを既読無視ブロックで表現しる
女性は、「私が今、何を感じているのか」「これまでどんな思いをしてきたのか」などを「わかってくれること」「理解してくれること」を好きな男性に求めています。
そして、嬉しい・悲しい・さみしいなどの感情を、わかってもらえたと実感できた時、愛されていると思うし男性を愛したいと思います。
でも、あなたはわかってくれないから別れを告げられた。
さらに、わかろうともせずに「やっぱりやり直そう」と一方的に考えを押しつけてきた。
別れた後もいい関係でいようと思ってやりとりしてたら、「まだ俺に気がある」と勘違いして復縁を迫ってきたからブロックした。
つまり、私のことをわかってくれなかった感情を、既読スルー、既読無視、ブロックという行為で表現しているんです。
要は、元カノのブロックは「私の気持ちをわかってほしい」のサインなんです。
多くの男性は、この女性心理がわからずに「絶対に関わらないで欲しい拒絶だ」と決めつけて対応してしまいます。
それでは、せっかくの復縁のチャンスも台無しです。
この男性からしたら「もう自分とは関わりたくないからブロックしていたはずなのになんで?」ということだったんですね。
女性のブロックは拒絶以外の理由の時もある。
だから、「拒絶されたという思い込みは一旦傍において、ありがとう、とか、元カノの今の状況を気遣う、とか、相手を理解しようと思ってやりとりしてみてください」と私からはアドバイスしました。
そこから、いい感じに展開して最終的には復縁できたんですね。
元カノがLINEをブロックする心理を知っているのと、知らないのとでは、雲泥の差が出ます。
ここで重要なのが「なぜ元カノが別れを告げたのか?」別れの理由を理解して改善しておくことです。
元カノの感情が定まってきて、ブロックが解除されて連絡が取れるチャンスが来ても、別れの原因を理解して、改善できていなかったら台無しです。
理由③:長期的に支えてくれる男性に変わるか様子見してる
女性は別れを告げることによって、さらにブロックすることによって、男性がこれまでの間違った言動や行動を反省して改善するかどうかを様子見している場合があります。
- 「私のことを愛しているのなら、望んでいたことが何だったのか理解して与えてくれるはずだ」
- 「私のことを愛しているのなら、嫌がることをしないように改善してくれるはずだ」
- 「もし、理解も改善もしてくれないのなら、私のことを愛してない証拠だから縁を切ろう」
元カノは自分の別れやブロック行為が、どれだけあなたに影響を与えるのか、自分への愛を確かめているんです。
社会調査で女性が付き合っていた男性に別れを告げる理由のトップ3は
- 結婚相手としても交際相手としてもそもそも相性が合わないと思った
- 本当に結婚相手としてこの人で良いのか迷ったから
- 他にもっといい人が現れると思ったから
がランクインしています。
これらをまとめると、
長期的に人生のパートナとしてふさわしい相手だと思えなかったから、もっといい男性を探したい。
私の恋愛相談でも、女性は同じことを言います。
「もっといい男を探したい」なんてアザといとあなたは思ったかもしれません。
でも、これはアザとさでもズルさでもなく女性の本能であって、当たり前のことなんです。
男性はパートナー選択において「若くて容姿が美しい」といった基準で、さらに「今を楽しみたい」という短期的な視野で選びがちです。
一方、女性は、精神面でも経済面でも自分の人生を長期的に支えてくれる男性をパートナーとして選びたいという本能があります。
それは、女性は「産む性」だからです。
女性は結婚や出産、仕事の休業などでライフスタイルが大きく変わります。
だから、長期的に、献身的に支え続けてくれる信頼がおける男性をパートナーとして選びたいと思うし、そうじゃない相手には別れを告げるんです。
ここで大事なのは、「長期的なパートナーとして信頼が置ける男性に変化・成長しておく」ということです。
それは、元カノが「好きという感情だけではやっていけない。長期的なパートナーとしてやっていくためには、それ以外にも色々な要素が大事」という感覚で男性を選択するからです。
理由④:絶対に復縁したくない拒絶
これまでの3つに当てはまらない場合は、もう関わりたくないの拒絶サインです。
ただ、LINEをブロックされた後、ある程度、時間をかけて様子を見ないと判断できないです。
なので、まずは、拒絶以外の理由であることを想定して、今日、お伝えしたことを実践するようにしていってくださいね。
LINEブロックされた元カノと復縁する方法
答えは、「自然とブロック解除されるのを待つこと」ただこれだけです。
これまで紹介した通り、元カノは「ブロック→解除を繰り返しながら考えている最中」「わかって欲しい気持ちをブロックで表現してる」「長期的に支えてくれる男性に変わるか様子見してる」といった、拒絶以外の理由でブロックしている可能性が高いです。
そんな中、無理にブロックを解除するように迫ったり、きわどい方法で解除しようとすると、かえって「完全拒絶」を招きます。
なので「自然とブロックが解除されるまで待つ」ようにしてください。